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#ヒミツの登戸研究所 第91回
1945年の秋にGHQが来たのは覚えている。若い女性と美しい着物がさらわれると噂があったため、とっても怖かった。(8才、登戸研究所疎開先住民女子)
【注】GHQは登戸研究所の疎開先にもやってきました。
#ヒミツの登戸研究所 第90回
戦後、登戸研究所が疎開先の学校に残していったものをいたずらで取り出して遊んでいたら爆発して、子供の兄弟二人が手を飛ばしてしまうという事故があった。(疎開先の住民男性)
【注】疎開先では戦後、毒入りチョコ誤食事故も起きています(第21回参照)。
#ヒミツの登戸研究所 第84回
第四科(製造工場)の上司の伍長は厳しい人だった。独身で田舎っぽい雰囲気の人だったが、若い人が第四科に入るようになってからはお洒落を始めた。が、元が田舎っぽいので板についていなかった。(10代、男)
#ヒミツの登戸研究所 第83回
第三科(偽札製造)、第四科(製造工場)では軍人との間に色々と男女問題があったようで、紅色事件と言っていました。(元所員男性)
【注】若い女性も多かったので、「職場結婚は多かった」と証言する人もいます。
#ヒミツの登戸研究所 第74回
研究室には、ステッキ銃や尾行を見つけるスパイ用メガネがあった。スパイ用メガネはレンズの端の方に細工を施し、目を動かすことにより後ろが見えるようになっていた。他にタバコ爆弾の話も出た。(15才、見習い工員)
【注】タバコ爆弾の詳細は不明。
#ヒミツの登戸研究所 第70回
登戸研究所と共に疎開した。終戦時は、小さな穴を掘り、書類を焼いてから帰ってきた。一生懸命した仕事を灰にするのはつらかった。(10代、庶務科勤務女性)
【注】疎開先でも、証拠隠滅のため関係書類が焼却されました。
#ヒミツの登戸研究所 第69回
終戦時、偉い人とタイピストしか開けられない金庫を開け、中の書類をドラム缶で燃やした。大事にしていたものを燃やさなきゃいけないんだって、泣きながら燃やした。(10代、タイピスト女性)
【注】証拠隠滅のため書類は焼却されました。
明日23日(土)が年内最終開館日です。年明けは1月10日(水)から開館となりますが、1月13日(土)は入試のため臨時閉館となりますのでご注意ください。
それでは登戸研究所双六を楽しみながら、良いクリスマス&新年をお迎えください。
#ヒミツの登戸研究所 第49回
風船爆弾の糊付け作業で、泥酔状態になってヘラヘラ笑いだす女子生徒がいた。戦後、コンニャク糊だけではなくシンナー系有機溶剤が使用されていたことを知り、健康被害が心配になった。(10代、女学生)
【注】風船爆弾気球表面はラッカーを塗って仕上げました。