メカデザインの面においても、黄色/茶色地に段々を入れるパーツを多用する点など、影響を見出すことできそうです。
現在『ドラゴンボールSD』を連載しているオオイシナホ氏が素人時代にアサメグラフに投稿していた絵。
奥側の目をなるべく手前側と平行に見えるよう、引き寄せて描くことで対処した例が宮原直樹さんです。あくまで顔面の平面性と目の形は維持しつつ、矛盾に対処しようとしているのが判ります。
アニメーターの中にはこの矛盾をそのまま受け入れるのを良しとしない人も多くいて、例えば島貫正弘さんの場合は、吊目にすることで立体的な整合性の確保を試みています。
よく立体的な正確性の高さについて語られる鳥山絵ですが、実際は見栄えのためについている「嘘」が絵に潜んでいます。斜め顔の時に手前側の目だけが正面から見た角度になるのが一例です。アオリ顔では正確に描かれています。
優勢・劣勢時の上手と下手の使い分け
厳密に適用できる法則ではありませんが、原作では傾向として手を覆うオーラを伴わずに掌から気功波を撃つ描写は宇宙人系の敵キャラに多いように思います。
もしナッパが生きてたら、たぶんさっさと地球の環境に馴染んで気の強い奥さんの尻にでも敷かれてたんじゃないかと想像。 ＞RT
1998年4月24日 『ヤシガニ屠る』本放送
原画：山室直儀
