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【日傘:7月の季語】強い日光を遮るために頭上に広げ差しかざすもの。パラソル、ひがらかさ。
降るものは松の古葉や日傘(ひからかさ)(三宅嘯山)
山うどの山出て市は日傘かな(小林一茶)
小倉遊亀「径(こみち)」
5月24日はイタリアの画家ヤコポ・ダ・ポントルモの誕生日(1494年)。マニエリスムの画家らしく、ミケランジェロやデューラー、ボッティチェリなどの作品から影響を受けている。画風は技巧的かつ繊細優美でどことなく憂鬱な気分をたたえている。
5月12日はイギリスの画家で詩人のダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの誕生日(1828年)。詩人のクリスティーナ・ロセッティの兄で、ラファエル前派の一員に数えられる。徹底した細密描写が得意ではなく、装飾的・耽美的な画面構成の作品が多い。
4月26日はアメリカの画家で鳥類研究家のジョン・ジェームズ・オーデュボンの誕生日(1785年)。北アメリカの鳥類を自然の生息環境の中で極めて写実的に描いた博物画集の傑作「アメリカの鳥類」で知られる。
4月16日はフランスの詩人トリスタン・ツァラの誕生日(1896年)。大学で文学を学んでいたが1916年ダダイスム運動を創設。徹底的に言語の意味性を剥ぎ取る手法と挑発的なパフォーマンスでヨーロッパ中の芸術家に衝撃を与えた。
3月28日は版画家で洋画家の石井柏亭の誕生日(1882年)。1908年、北原白秋らと隅田川沿いの料理屋でパンの会を結成。ここでは江戸情緒が追慕され、彫師伊上凡骨との木版画製作に繋がっていく。パンはギリシア神話の半獣神で享楽の神のこと。
【燕:3月の季語】背は光沢のある藍黒色で喉と額が赤い。腹は白く胸に黒い横帯がある。尾は長く切れ込みの深い二股で、燕尾形という。
あそぶともゆくともしらぬ燕かな(向井去来)
花の酔さましに来たか夕つばめ(加藤暁台)
歌川国貞「桜に燕」
3月1日は日本画家の小倉遊亀の誕生日(1895年)。安田靫彦に師事し、女性として初めて日本美術院同人となり、山岡鉄舟門下の禅の修行者小倉鉄樹と結婚。そして1938年「浴女その一」を発表し画壇に新風を吹き込む。晩年は梅を好んで描いた。
2月15日はフランスの画家シャルル=フランソワ・ドービニーの誕生日(1817年)。多くの土地を旅行し、戸外での観察を重視して風景画を描いた。所有する小舟「ボタン号」をアトリエとし、オワーズ川やセーヌ川に浮かべて舟の上から制作する事も。
2月7日はイギリスで活躍したドイツ系スイス人の画家ヨハン・ハインリヒ・フュースリーの誕生日(1741年)。大胆かつ創意に富んでいて、超自然を好み、万事を空想上の尺度に置き換えた。歴史を扱った絵ではある程度の誇張も当然だと思っていた。