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6月10日はアメリカの絵本作家モーリス・センダックの誕生日(1928年)。世界中で愛されている「かいじゅうたちのいるところ」をはじめ80冊を超える作品を発表。その他アニメーション映画やオペラなどの舞台美術にも取り組んでいる。
6月8日は画家で美術考証家の岩田専太郎の誕生日(1901年)。尋常小学校卒業後、菊池契月、伊東深水に師事、十代後半から「講談雑誌」で挿絵を発表し始める。江戸川乱歩の「魔術師」、大佛次郎の「赤穂浪士」の挿絵でも知られる。
5月27日はドイツの画家ヴォルスの誕生日(1913年)。20世紀の前衛美術のひとつ「アンフォルメル」の中心的画家の一人と見なされ、抽象表現主義の先駆者とも言われるが、彼自身は特定のグループに属さず放浪のうちに短い人生を終えた。
5月24日はイタリアの画家ヤコポ・ダ・ポントルモの誕生日(1494年)。アンドレア・デル・サルトに師事。マニエリスムの画家らしくミケランジェロなどの作品から影響を受ける。画風は技巧的かつ繊細優美でどことなく憂鬱な気分をたたえている。
5月12日はイギリスの画家で詩人のダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの誕生日(1828年)。詩人のクリスティーナ・ロセッティの兄で、ラファエル前派の一員に数えられる。徹底した細密描写が得意ではなく、装飾的・耽美的な画面構成の作品が多い。
4月16日はフランスの詩人トリスタン・ツァラの誕生日(1896年)。大学で文学を学んでいたが1916年ダダイスム運動を創設。徹底的に言語の意味性を剥ぎ取る手法と挑発的なパフォーマンスでヨーロッパ中の芸術家に衝撃を与えた。
4月7日はアメリカのジャズ歌手ビリー・ホリデイの誕生日(1915年)。人種差別や麻薬・アルコール依存症と闘い壮絶な人生を送った。晩年には声は枯れ音域も極端に狭くなったが、情感豊かなその歌声はなお多くの人々を魅了し続けた。
4月6日はフランスの画家ギュスターヴ・モローの誕生日(1826年)。聖書やギリシャ神話を主な題材とし、もっぱら想像と幻想の世界を描いた。いわゆる「世紀末」の画家や文学者に多大な影響を与え、象徴主義の先駆者とされる。
3月17日はイギリスの挿絵画家で絵本作家のケイト・グリーナウェイの誕生日(1846年)。子供を「小さな大人」として扱いがちだった19世紀において、子供を「子供」とし描いた数少ない画家の一人。当時の子供服のデザインに大きな影響を与えた。
3月1日は日本画家の小倉遊亀の誕生日(1895年)。安田靫彦に師事し、女性として初めて日本美術院同人となり、山岡鉄舟門下の禅の修行者小倉鉄樹と結婚。1938年「浴女その一」を発表し画壇に新風を吹き込む。晩年は梅を好んで描いた。