//=time() ?>
劇場で『誰もがそれを知っている』鑑賞。
一筋縄でいかない映画を撮る事で定評のあるファルハディ監督。序盤は華やかで皆が幸せそうな結婚パーティー。そこから突然の停電文字通りの暗転で事態は天国から地獄へ。題名の如く誰もが知っている事が発端で起きた事件は誰も幸せにならない展開に…
『ラッキー』(17) 齢90の老人の人生哲学は飄々として嫌味がなく颯爽とした姿は憧れの的。主演のハリーDスタントン氏は「エイリアン」(79) で生かしたキャップをかぶってて割と後半まで生き延びてた乗組員の人。同作品で艦長を演じてたトムスケリット氏も共演。ハリー氏はこの映画が遺作に。
劇場で『ハイ・ライフ』舞台は下界から隔絶された宇宙空間ですがそこで行われるのは性と生殖に関わる閉鎖的で気の遠くなる実験。ブラックホールのように先の見えない展開。次期バットマン役のロバートパテインソン君が子育てに孤軍奮闘します。暗黒舞踏マスターベーションも拝めます(なんだそれ)
『チェイサー』(08) 鑑賞。
全てにおいて容赦のないナホンジン監督の長編デビュー作。同監督の「コクソン」と同じくどこにでもいそうなオジさん主人公が活躍するサスペンス。惨劇なのにその描写は叙情詩のようで美しい。実話ベースでも演出ひとつで映画は大きく変わるという見本作。
『ホワイトハウスダウン』(13) 警察官の娘エミリーは現職大統領ファンでユーチューバー。ホワイトハウス見学ツアーにパパと出掛けてご機嫌。大統領と出会えたりテロの様子をネットにアップして最速1億ビュー稼いだり官邸内で隠れんぼしたりと大冒険。素敵なツアーに連れてきてくれてパパサンキュー!
『スーパー!』(10) 鑑賞。
冴えない寝取られおじさんがコスプレして妻を取り戻そうとする話。主人公の血みどろ制裁といかれポンチな相棒ボルティの狂乱ッぷりはドン引き確実。そのくせ切なくて物悲しい一面も見せるジキル&ハイドなヒーロー、それがクリムゾンボルトなんだな。
『インクレディブル・ハルク』鑑賞。
こんな悲しい超人がいただろうか。アイアンマンもヒゲ面のソーにも70年来チェリーだったキャップですら幸せな伴侶を得たというのに。怒張すると変身してしまう呪われた体質のせいで惚れた女子と乳繰り合う事も許されないハルク。座禅組んで悟り開きたくもなるよ。