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『ジュリエットからの手紙』(10) 50年前恋人と生き別れた老婆。イタリアの田舎中で元カレ(同姓同名が多い)を訪ねて回るのだけど誰も彼も「俺じゃないけど君となら!」「わしで良かったら!」「なぜ俺じゃないんだマンマミーア!」てな具合に初対面の彼女を口説いてくる。死ぬまで恋多きイタリア男。
キアロスタミ監督作品『オリーブの林をぬけて』(94) 同監督「友達のうちはどこ?」「そして人生はつづく」につぐシリーズ3作目。淡々として大事件が起きる訳でもないのに作中人物に思い入れしてしまう不思議。主人公わがままで不器用で見ててイライラしかしないんだけど最後には応援しちゃってるんだ。
『三十路女はロマンチックな夢を見るか』(17)観ました。
タイトル通りのお話です。よくある夢とリアルの狭間で揺れる三十路乙女の葛藤がサスペンス調のドラマに乗って…と油断しているとあらまあらまの急展開に。あちこちに散りばめられていたドラマの仕掛けに気づけなかった自分が悔しくってもう。
『世界にひとつのプレイブック』(12)
短気で人の迷惑も顧みれず未練たらしいダメ男が呑兵衛で自暴自棄になったストーカー女と出会ってどうなる事やらという。鍋蓋に綴蓋とはよく言ったもので結局幸せって相応しいパートナーと巡り会えるか否かじゃないかと人生の諸行無常に思わずにはいられません。
小津安二郎作品『秋日和』(60) 鑑賞。
のどかなホームドラマと思われがちな小津作品ですが実態はさにあらず。身勝手な男ども我儘奔放な女たちの姿を赤裸々に容赦なくさらけ出し往々にして残酷な結末を残酷をはいどうぞと示して見せる結構底意地の悪い監督な気がしてます。