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経若丸(つねわかまる)は鬼女として恐れられた美女・呉葉の息子が式神に姿を変えたものです。母亡き後、4匹の妖怪と契約を結んで悪しき妖怪から降魔の剣を守り続けました。強大な妖怪・妖狐を山の祠に封じたという伝説を持っています。
地獄の門を預かる姉妹の獄門(ごくもん)は、陰陽師さん達がたどり着いた時には既に手負いの身で、しかも何者かに操られ、本来仲間であるはずの死后達に襲い掛かりました。彼女達を操った人物はまだ分かっていません。
番門鬼(ばんもんき)は地獄の手前を流れる「葬頭河」を統治する鬼です。誰かとの戦いに敗れてしまい、陰陽師さん達とは合流することができませんでした。彼は葬頭河で地獄の熱気を堰き止め、現世に流れ出ないようにしていましたが、彼が敗れた事で、熱気が地獄の外に溢れてしまう事態となっています。
木の下の薬師(きのしたのくすし)は陸奥に伝わる式神です。人々を困難から救った際に名乗らずに「宮城野木ノ下の僧」と答えたために言い伝えとなりました。隠してはいますが、その正体は薬師如来の化身なんですよ。
千鶴(ちづる)は長い月日を生き、式神となった鶴です。その昔、罠にかかった自分を助けてくれた人間にお礼をしたいと思っています。大人しい性格ではありますが、一途で献身的な彼女は恩を返すために人間の世界や常識を積極的に学ぼうとしているようですね。
宴の大猫(うたげのおおねこ)は数百年生きた化け猫です。かつては犬や狐を捕えて食べてしまったり、人を追いかけたりして生活していました。現在は舌が肥えてしまったためか、宴のご馳走を好んで狙うようになりました。犬や狐は美味しくないのでしょうか? 天狗は美味しくありませんよ。
五道大神(ごどうだいしん)は焔魔天を補佐する官吏で、魂を裁定し言上する役割を担っています。今回地獄で反乱を起こしましたが、彼の真意は謎に包まれています。背が低いのが悩みらしく、頭に被っている冠で身長を誤魔化しているのだそうです。「さぁ、少年!その力、俺に見せてみよ!!」
旧鼠(きゅうそ)は母屋に住み着いた鼠の妖怪です。自然界であれば鼠は猫に食べられてしまいますが、彼女は同じ母屋に住み着いた猫と親友になりました。そして、親友が子を残して死んでしまった後、母猫代わりとして子猫を大切に育てたのだとか。素晴らしい友情を感じますね。
鬼人強羅(きじんごうら)は半人半妖の式神です。日が昇っている間は人間の姿で、月が昇ると鬼の姿に変わってしまう特性を持っています。怖い見た目をしていますが、喧嘩は凄く弱く、腰に差している刀を抜いたことはありません。両親に強そうな名前を付けられたことに劣等感をもっているようですね。
鷹狩姫(たかがりのひめ)は鷹狩の得意なお姫様です。幼少期から鷹狩の男たちと遊んで育ち、そのうちに自らも鷹狩に参加するようになりました。人と話すのと変わりないほど鷹と意思疎通を円滑に行えるため、今や鷹狩の腕前は男たちを凌ぐ実力を持っています。