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世界を闇に包み、陰陽師さんを自分のものにしようと企んだ常闇(とこやみ)。数々の負の力を得て現世に現れ、陰陽師さんの記憶を結晶として取り出し、空虚になったその存在を自分の闇で抱こうとしていました。しかし数々の想いと共にあり、どんな絶望にも屈しない陰陽師さんの前に、彼女は敗れ去ります。
ある日から突然陰陽師さんの補佐を務める事になった涅風(くりかぜ)。その正体は常闇の配下であり、陰陽師さんが陰陽寮に居る違和感を周囲から消す為、また陰陽師さんの動向を探る為送られた間者でした。陰陽師さんは彼女を正体を知ったものの彼女を赦し、以後も自らの補佐として傍に置き続けました。
賀静(がしょう)は政争に敗れた僧侶の怨霊です。最初は温和そうな雰囲気でしたが、陰陽寮の名を聞いた途端、藤原家を勝手に想起して陰陽師さんに襲い掛かります。陰陽師さんの助言により自分で経を唱えれば成仏出来る事に気付き、成仏していきました。2017年の正月では、賀正に合掌していました。
深潭宮(しんたんのみや)は彷徨える海を支配する深海の魔女です。逆らう者はウツボによって八つ裂きにされます。その正体は罔象女神なのですが、陸の者故に正体を隠し黒波を見守っていました。
黄幡神(おうばんしん)は日月と兵乱を司る八将神の一人です。元々は災害をもたらす恐ろしい蛇神でしたが、八将神との交流により、武芸を磨く人間の守護神となりました。村の守り神としても信仰されています。「貴方についていけば、もっと楽しいことがありそうね」
太陰神(たいおんしん)は学芸に長けた八将神の一人です。根に持ちやすく嫉妬心も強いのですが、感情をあまり表情に出さないため、仲間の八将神でさえも彼の考えを読めないときがあります。妖怪も研究しており、陰陽師さんの式神に興味津々でした。「やれやれ、君の相手は疲れるな」
歳破神(さいはしん)は八将神の一人で土を司ります。旅などを行って歳破神に近づくと、本人やその家族に災いが起きます。姐御肌で頼りになるが、太歳神にとても甘くいつも言いくるめられてしまいます。太陰神より先に自分を仲間にしに来たことを怒っていました。「あんた強いね、気にいったよ!」
太歳神(たいさいしん)は八将神の一人で樹木を司り、森林破壊や無駄な伐採をする人間に災いをもたらします。争いを嫌う性格で、他の八将神よりもおっとりしているが大人びた考えを持っています。八将神の中では陰陽師には協力的な方でした。「いいよ、仲間になってあげる」
豹尾神(ひょうびしん)は八将神の一人で、豹のように猛々しい性格の持ち主です。不浄なものを嫌い、正々堂々としたことを好みます。同じく戦いが好きな歳刑神や歳殺神とは気が合うようです。陰陽師さんを妙に警戒していました。「俺に仲間になれだって?まずお前が俺に相応しいか試してやるよ!」
歳刑神(さいけいしん)は八将神の一人で刑罰を司ります。対象の行為が理にかなっていれば守護するが、そうでなければ厳しい罰を与えます。武力や武器を好み、人間の作る武器をわざわざ買いに行くこともあります。「八将神の俺に仲間になれだって?まずお前が俺に相応しいか試してやるよ!」