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戦後の一断面です。1949年頃、ヒロポンを売っている少年(1枚目)。ヒロポンは1951年に全面禁止されましたが、その後もしばらくはおさまりませんでした。当時は多くの文筆家や芸人も打ってたようです。2、3枚目は1955年の「魔薬読本」という本より。
久しぶりの作家シリーズ、推理小説界の巨星・江戸川乱歩です。(1)1912年 18歳の頃(2)1926年 左から2番目、32歳の頃。右隣は川口松太郎です。(3)1957年 手前、63歳の頃。一番左が松本清張で右から2番目が曽野綾子です。
1950年(昭和25年)。交通公社が企画した「有名作家との温泉交歓旅行」というツアーです。参加した作家は久米正雄、丹羽文雄、真杉静枝、石川淳、亀井勝一郎、浜本浩ら当時の人気作家たち。写真は女性ファンとの撮影に応じる久米正雄です。寝ていてもファンが傍で見ています。
以前貼ったものばかりであれですが戦前の大阪の風景・人を。(1)道頓堀でしょうか。街中の夜景(2)千日前歌舞伎座付近の賑わい (3)モダンボーイとモダンガール (4)スケートをするモダンガール
1937年(昭和12年)。「アサヒカメラ」より、詩人の萩原朔太郎です。
萩原朔太郎(1886-1942)は日本近代詩の父と称され、『月に吠える』『青猫』など日本の口語詩の完成者と言われる作品を発表しています。
戦前の女優シリーズ。中野かほる(1912-?)。1932年に東活にスカウトされ、いきなり主演映画で華々しいデビューをしますが(3枚目)、その後引き抜き騒動に巻き込まれて映画会社を転々。あまり女優として大成できませんでした。ただ美形度で言えば戦前屈指の美人女優さんと思います。
同じく主婦の友より、こちらは1936年(昭和11年)8月号掲載の「鎌倉涼風帖」というポエムです。サトウハチロー&宮本三郎のコンビですが、サトウハチローはこの頃古賀政男とのコンビでヒット曲を連発していました。宮本三郎は画家ですが多くの雑誌への挿絵や戦争記録絵を手掛けています。
作家シリーズです。永井荷風(1879-1959)。いわゆる「耽美派」作家の代表的存在。代表作は『濹東綺譚』『あめりか物語』など。日記『断腸亭日乗』は貴重な時代資料です。晩年は踊り子を愛し踊り子からも愛されました。また洋食好きで、毎日のようにレストランで洋食を食べていたそうです。