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『バットマン リターンズ』と『ヘザース ベロニカの熱い日』は、共に脚本をダニエル・ウォーターズという人が手掛けている。『バットマン リターンズ』は“DCコミックス”という型を借りて、『ヘザース』は“ティーンムービー”という型の中で、やりたい放題やっている暗黒カルト青春劇の大傑作だ。
仲代達矢を主演に携え、三船敏郎、加山雄三、田中邦衛といった超豪華キャストが集った本作だが、世界的にはカルト的人気を誇るも日本ではそこまで認知されていない印象。これまで私が観てきた岡本喜八監督の『殺人狂時代』(私的オールタイムベスト級)や『肉弾』にあったようなポップさ、…
『異端の鳥』鑑賞。
“その残虐性に途中退出者続出!”みたいな触れ込みから想像していたものよりはだいぶ見易かった。溝口健二やロベール・ブレッソンを意識したと思しき映像美等も相まって意外と万人受けする作品ではないかと私は思う。もの凄く真面目な人がもの凄く丁寧に作った映画という印象で…
『裸の銃を持つ男』鑑賞。
S・クレイグ・ザラーのお気に入りの1本。個人的にも『俺たちニュースキャスター』等と並ぶアメリカ製コメディの傑作と思う。トーキー以降のバスター・キートン的な仏頂面を継承したコメディでも最良のものとすら思える全編アクションとギャグのつるべ打ち。圧倒的多幸感。
『音楽』鑑賞。
デヴィッド・リンチが長編デビュー作『イレイザーヘッド』を製作・監督・脚本・編集・美術・特殊効果を1人で務め4年の歳月をかけて完成させた如く…本作の岩井澤監督も監督・脚本・製作・絵コンテ・作画監督など1人7役をこなし7年半の歳月をかけこの長編デビュー作を完成させた↓
ここまでゴリっゴリのハードボイルド映画に仕上がっているとは思わなくて、大興奮。シンディの美ボディに釘付けになるし、敵役のビッグ・スネークとゴールド&シルバーが個人的にツボ。
『わらの犬』鑑賞。
ジョニー・トー、タランティーノ、S・クレイグ・ザラーら後世の監督たちにも多大な影響を与え続けているバイオレンス映画の名作。「帰り道がわからない…」「僕もだ…」 という劇中セリフにもあるように、暴力というものが発動した際の向かう矛先は迷宮そのものであるということを
『サスペリアPART2 完全版』鑑賞。
S・クレイグ・ザラーや、パク・チャヌク、N・W・レフン等…一癖も二癖もある作家性の強いカルト監督たちが多大な影響を受けた、実は続編でもなんでもない“Part2”のサスペリア。『サスペリア』とはだいぶ色合いが変わり、完全にミステリー仕立て。