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「ぴくちゃんといっしょ。」
ぴくちゃんは頭の病院を脱走してやってきます。
狂ってる人って狂うことに一生懸命なんで、
慣れるとかわいいんですよね。
「僕のいるところ。」
この狭い道を、帰省すると必ず歩く。
家内ちゃんは事情を知らないので変な顔をする。
僕は構わず、歩いていく。
三人では歩けない、
二人で歩く道。
僕たちはもう二度と会うことはない。
「俺はただ自分を正しいと思いたかっただけ。」
世界がいきづらさで溢れたのは、
僕と同じ、努力もせず才能もないかわりに、
ただ自分を正しい側の人間だと思い込もうとした、
大多数の凡庸な人間のせいなのだ。