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天猫
「もう我慢しなくても泣かなくてもいいんですよ、ぼく、ずっと、いっしょにいますから」。
天猫は天狗さまが人間に恋をしたりする度すぐ失うから、誰にも言えない気持ちを拗らせてる可能性があるのが…猫まっちゃんを守ってるつもりでたくさん守られてる天狗様。初めて涙を見せる相手は君であれ。
ろりろり
始発でね、クリスマス限定のイッヌを買いに来たんだよ。寒くて、並んでる間ずっと手を繋いで、手袋なんでしてこなかったんだろうねでもたぶんあとちょっとだよ、って。ふだんはぐずるきみがぼくをはげましてくれてた。雪が舞ってぼくらの番がきた。抱きしめたときうれしくって泣いちゃった。
毎日体ろり#342
ねぇ、このUFOキャッチャーのアームぐらぐら過ぎない?お店の人に言っても取りやすい場所に変えてくれないんだよ。どこにも引っ掛かんないからせめてちょっとでも軽くなるよう抱いてるウサギを離してよ。でないとこの機械の箱をぶち破るか、運ぶよ。涼しい顔でこちらを見てればいいよ。
毎日体ろり#340
きみのこと天使みたいに思ってるけど天使じゃないってことちゃんと知ってる。でもきみのつつましやかな小さな羽根がきみのバランスをふわふらさせてるの知ってる。羽根の抵抗もあるしね、ぶつかったり運動が苦手なのは仕方が無いよ。飛んでっちゃわなきゃそれでいいよ。まだいてよね。
毎日体ろり#338
おはよう、ぼくのきみ。サンタ帽似合ってた、部でクリスマス会をもう少ししたらするね。昨年よりひとつ大きなサイズを着せたらぶかぶかだったね。でも昨年のサイズではすこし小さかったんだ。ねぇ、ずっと、ぶかぶかのぼくの小さな天使でいてよ、雪みたいに白い膝小僧が永遠でいてよ。