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両手に抱えた、丸っこい謎の物体を見たことある人も多いのではないでしょうか? これは「ファーリストレット」と呼ばれる毛皮でできた防寒アイテムです ヴィジットと同時期に流行りました この写真は1889年アメリカの毛皮メーカーのカタログです 全てのスタイルにファーリストレットが登場します
当時のファッションプレートをよく見れば、さまざまなデザインのヴィジットを羽織った女性が確認できます 本来はお尻を盛り上げて着用するので「わざと背中が跳ねる」構造なんですね ぜひ、もう一度最初の写真を見てください ピョンッと跳ねているのが分かります
以前、製作したヴィジット(侯爵夫人) 写真1、2枚目 今回、製作したヴィジットと型紙を比べてみるとアームホールのゆとり設計が全く違いました(3枚目) 技術者として大変興味深い点です ちなみに今回のヴィジットは「フローレンス」と名付けれたモデルです イタリア風なのでしょうか
19世紀末のファッションプレートや裁断書にも、アルスターが紹介されます 最後に、1892年イギリスの裁断書から、職人たちが語るアルスターへのこだわりを紹介して終わります
前に垂れ下がる布は、装飾的な意味合いが強いのではないでしょうか ヴィジットは訪問着なので「歩くと揺れる」装飾が盛り込まれています 後が短いのはバッスルを着用するためでしょう 膨らんだお尻に短いテイルが、ちょこんと乗ります また防寒のため、裏面にキルティングを施されたものが多いです
ヴィクトリアン時代の淑女たちは、足を見せません 乗馬の際も、股を開いて乗ることをしません 横向きに腰掛けて乗馬=サイドサドル するのです ヴィクトリアンの美意識を具現化したアイテムが、サイドサドルでした 横乗りしても足が見える心配はないのです
振袖のような袖を注意深く観察すると、背中と繋がっています メンズの「インバネスコート」のように、後身と袖が一体となった後姿をしています 不思議なかたちです 皆さん、この服、腕が上がると思いますか?
れっきとした紳士服ですが当時の画を見ると、やっぱりアビ・ア・ラ・フランセーズは可愛いですよね 着用して動くと、裾のプリーツが歩く度に揺れて素敵なのです (超反身体という特殊な構造でつくられている為に、プリーツが揺れます衣服標本家的最大の推しポイントです)
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