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#30MMSGEP2エピローグ その5
「和平交渉。ですか」
「そう簡単には...とは考えていましたがこうなっては真剣にやるしかないでしょうな」
「勝者が敗者の行く末を決めると考えていましたが...それもそれで苦労があるもんなんですよ」
(...内容はリークどうり和平交渉か?)
『マスター、ジョージが盗聴いつでもできるって言ってる』
『わかった。始めてくれ』
(この会議の内容次第では俺らも動かなきゃならない。戦争が終わるヒントを得られるなら...このくらい危険な橋は渡らなければ...)
END
「彼は私のボディーガードを務めるカイエルだ。わからないことがあれば彼に聞くといい」
「よろしくお願いします。...ではこちらへ、会談の準備は出来ております」
「では場所を移しましょう。これから3人で話すのが楽しみです」
(さて、俺達は部屋前で門前払いだろうが...)
「この子は私の娘のルイスだ。そしてボディガードのナガセ。よろしく頼むよ」
「...初めまして」
「...お見知りおきを」
(娘...?なぜこの子がここに?...それにバイロン側の彼女はまさかGR(ゲートランナー)か?なんにせよトラブルで戦闘は避けたいメンツだな)
「...」
「彼女は私のボディーガードだ。よろしく頼むよ」
(厄介だ。かなりの手練れだな...この場にいる用心棒はエースクラスばかりか)
「いえいえ、お陰で会談も早く開催できるのですから私的にはありがたいです。戦況を見極める為に速さと正確な情報は必要ですから」
(彼らが穏健派の代表...バイロン側は穏健そうな政治家タイプ。マクシオンは軍師...かなりのやり手だな...)
~しばらくした後~
「ようこそ。地球連合軍基地トーリスへ。急なお呼び出しでしたので急遽会談の場所を準備いたしました」
「うむ。こちらの事情とはいえ、こんなに早く対応してくれたことに感謝する。...マクシオンのウーエン殿。貴方にもご迷惑をかけてしまった。申し訳ない」
「私の判断は間違いではなかった。撤退の為には犠牲が必要だったのだ。数人の犠牲で数千人を救った...悲しい決断だったが多くの人を救ったのは確かだ」
「君も英雄として勲章を得ても良かったのだぞ?」
「本当の英雄は...月で死にました」
「...月面作戦以来ですね」
「そうだな。殴りかかってきた彼と病室で包帯だらけの君を見て以来だ。君も大きくなったな」
「...貴方も変わりましたね。あの一件で階級も名誉も得たのでしょう?”友人を犠牲にして”」
「”あの時”の命令を気にしているか?」
「...他に方法は無かったのでしょうか」