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「今は安静一番じゃ!無理ないようにの!」
「早く元気になってくれよ隊長。これから忙しくなるんだろ?」
「あぁ...そうだ」
「もうすぐ退院して復帰できるようじゃが...無理せず休暇を取ってみてはいかがかのう?」
「一応考えている。”俺達”には少し考える時間も必要かなって思ってるからね」
「無茶はいつもの事ですが、今回は派手にやりましたね...もっと我々を頼っても良いのですからね?」
「わかっているさ。今度は嫌でもこき使わせていただくよ。...今は俺のいない間アルヴァを指揮しててくれて助かってるよ」
「今度飲み行く時のツケでいいさ。まずは早く戻ってこれるように休んどけ」
「ほんと一時期はどうなるかと思いましたわ!でも無事ならそれでいいですわ。これからも私達の隊長でいてくださいまし」
「勿論だ」
「隊長~もうちょっと体鍛えたほうがいいんじゃな~い?筋肉つければこんな怪我あっという間に治るんだからぁ!」
「流石、一日で完治するだけあるな...君は」
「あ~う!」
「...慰めてくれているのか?気を遣わせてしまったな」
「そんなことない...隊長は悪くない」
「はは...そうかな...?」
シルヴァ博士のナノマシン治療のお陰で怪我は後遺症もなく回復。全て事なきを得たが...その後はアルヴァ隊員の説教と質問攻めに合いもう反省。隊員をあやし、カウンセリングなども行った...わかることは皆心配していてくれたんだな...本当に申し訳ない事をしてしまった。
「隊長失格だな...」
「どうなんです?」
「”ある程度知っていた”よ」
「っ!」
「でも何故知っていたかはまだ話す時じゃないね!今度、隊長もいる時にゆっくり話そうじゃないか。近いウチにね☆じゃあバイバイ~!」
「待ってください!」
そう言い残しシルヴァは局長室から去る。謎と疑問を残しながら...
「...」
「ん?どしたの?」
「...私達に、何か隠していませんか?」
「隠し事なら沢山あるけど、具体的にどんなことだい?」
「...アンジュ、貴方、アリアちゃんの情報漏洩とプロトアルヴァの件、”最初から知ってた”のでは?」
「...」
「あと失敗作とはいえ、元は私の機体だからね...プロトアルヴァの件はこちらでも調べてみるって隊長に伝えておいて~!」
「博士、どちらへ?」
「遺跡調査の続き!忙しいけど何か言いたいことがあるなら直接会いに来てもいいよ♪」
「ルドガーも待ってるしじゃあバイバイ~」
「...待って下さい」
「一応彼らには見舞いと”アドバイス”はしておいたよ!後は彼らが復帰できるかは自身に任せようと思う」
「結果は私の予想通りになると思うけど...局長も何か彼にアドバイスしは方がいいんじゃなぁ~い?」
「わ、私は...」
「エンゲルの責任者としての役目は果たしなさい!私からは以上!」
「あの機体のパイロットが彼...元プロトアルヴァのパイロットと認定するのもまだ早いと思いますが...隊長とアルベルトさん、”アリアちゃん”はもう確信しているようです」
「残酷だねぇ...もし本当ならあの戦った相手は『二人の元隊長でアリアちゃんのお父さん』なのだから」
「...」
(さて...)