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『我が名は”マスターX”。罪を背負い、それでも生き恥を晒してでも、やるべきことがある男だ』
そうパワードスーツの男は機械音声で喋る
『罪は必ず...必ず贖罪しなければならんのだ。どう思われようと、どう貶されようと』
『...見事。不利な状況でよく戦った。』
「っ!!」
機械音声。それも全チャンネルで通信が入る。この発信源はプロトアルヴァだった。
『環境は我がゼロに有利、連戦の末の残弾や体力の疲弊状態での戦闘、戦闘データの有無の差...これだけの状況からのこの深い一撃...実に効いたぞ』
@Monshi_30MM 『カイエル....』
声が聞こえた。
その瞬間、プロトアルヴァが炎の中から現れ斬撃を入れてくる。今回は回避できたが次はないと確信する。
そして気になる事がある。この機体、この攻撃をどこかで見たような気がする。どこかで...
「ここが俺達の墓場だ!迷わず戦え!!」
「犠牲無くしてこの戦いには勝てない!!」
「だから...この戦い!お前たちの”命”を俺にくれ!!」
「全機!プロトアルヴァに総攻撃だ!」
「もう選択の余地はない...!プロトアルヴァを撃墜し突破口を開く!死人が出る可能性もある危険な勝負だ!」
「各自、持てる力を全てぶつけろ!!」
「アリア...リリィ...その時が来たら、すまない...」
「うん...」
「カイエルと一緒なら...いい」
「...必ず...二人だけでも...!!」
「...!カイエル!こやつは...!」
「おやっさん、気を付けてください!この機体...プロトアルヴァは”彼”と同じ動きをします!私の能力でも動きが読めない...!間違いないです!乗っているのは”彼”です!」
「なんと...!」
「カ~マモォン!ベイビィイイ!!」
「「姉御ぉ!!」」
「ジャックさん!」
「なんとか間に合ったようじゃのう」
「その声は...!」
『...』
「カイエルすまない。遅くなったってそうたわ」
「カルノ!」
「おやっさん!来てくれたのか!」
「局長が心配してのう。寄り道し過ぎたようじゃ」