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ダニエルは動かなくなり周囲は血だまりと化した。
「人間は脆いな」
《エルドルと合流しましょう。”彼”も到着してます》
「良いだろう。...アルヴァ部隊と有象無象のパイロット諸君。今度会う時は人殺しの戦争で私を楽しませてくれ。」
ガドラスは404に捕まりハルオラ基地の”地下”に入り込む。
「仕方あるまい。あれは”ゲートそのもの”。調整もしていない状態ではそう簡単にゲート輸送は出来ないだろう」
「た...たすけ...」
「ふむ...骨折も出血も酷いな。残念だがお前は後数秒の命だろう」
「たすけ...」
「助けてほしいか?良いだろう」
銃を取り出しダニエルへ発砲する。
「これだぁ...戦争とはこうでなくてはならん...やはり、血を流さぬAI共では物足りない。人間同士の殺し合いこの最高の”娯楽”!」
《ガドラス、無事か?》
「404よくやった。時間稼ぎの余興としては楽しめたよ」
《エルドルから連絡。ゲート転送準備完了。ただしパンドラの輸送が難航している。》
「スゥゥゥ」
この男、ガドラスは何もなかったようにその場に立っていた。彼は目を閉じ腕を広げ大きく深呼吸する。
彼は楽しんでいた。
瓦礫で出る煙。炎から出る黒煙。肉の燃える臭い。
周囲で燃える炎の暖かさ、周囲で鳴り響く銃声と爆音、そして周囲でもがき苦しむ人間の悲痛の声を聴き楽しむ。
ミッション成功!
#30MMSGEP1
テンヤー殲滅戦その22
防衛ライン耐久度8000P-9520P=0 撃破
アルヴァ部隊とユーザー達は力を合わせAI部隊を壊滅させることに成功する。テンヤーとの戦いに終止符が打たれた。
「クハハ...!喝采だ!この勝負の勝者に!」
「うわぁああああああ!!?」
#30MMSGEP1
ミッション4<敵基地を占拠せよ>
強化されたX777アルトと特殊部隊ポルタノヴァのAI部隊と404を撃破しハルオラを占拠せよ!
「クク...来たまえ」
《システム、戦闘モード。目標確認。全機、攻撃開始》
X777&特殊部隊+ウォードック404の耐久度8000P
RT数×10P
《...知っている顔ぶれも確認。どうやら戦闘は避けられないようだ》
「AIが喋っている...人工知能化か?」
《私は新たな生命。新人類と共に新たな世界を創造する者。さぁ、新人類と旧人類よ。我が名はウォードック404。私達を倒してみよ》
「全員戦闘態勢!テンヤーの息の根を止めるぞ!」
END
『そのうち君達の動きを”模倣”し君達を超え始めるだろう。そして君達が勝てばこの基地は陥落し、君達が負ければ最強となったAI達を止めれる者はいなくなる...どちらにしろ、私は損しないゲームだ。』
「ふざけやがって...!」
『ふざけてはいないさ。さぁ...後は頼んだぞ。404』
《了解》
『故に見てみたい!醜く愚かな人間が何処までできるのか!何処まで足掻けるのか!この目でねぇ!!』
『クク...説明しよう!この機体達は現代改修のフルチューンを行った地球連合X777部隊とバイロン特殊部隊の強化コピー機体。彼らの戦闘データに加え、強化AIに君達の戦闘データを学習させている!』
『人間は過ちを繰り返す種族だが...君は違う。新人類のゲートランナーである君はね』
「...”新人類”だと?」
『話が逸れてしまったな。俺は無能なテンヤーのボスの代わりにここの指揮をしていたんだ。ずっと見ていたよ。君達の戦いを!』
『正直に言おう。美しい!これほどの芸術作品は久々だ...!』