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「この動き...”間違いない”...!」
「お兄ちゃん...?」
「”全機撤退”だ!全機、全力で逃げろ!」
「隊長!?どういう事です!?」
「いいから逃げるんだ!!”彼には誰も勝てない”!!」
「何よこいつ!?全然攻撃が当たらない!!」
「この感じ...!なんかカイエルに似ているような...」
「ウチ続けなさい!じゃなきゃ一気に距離を詰められるわ!!」
モモカがシドとプロトアルヴァの間に入り、代わりに攻撃を受けるケルベロス。頑丈であったことが幸いし、腕関節がイカれる程度で今はすんでいるが時間はない。
「モモカ...!」
「シド...逃げて!」
「二人を援護する!プロトアルヴァに集中攻撃!!」
カイエルの指示で一斉に撃攻撃をおこなうが...
「なっ....!!?」
「アルトのカスタム機!テンヤーの機体か!?」
「こいつは...っ!!”紅蓮”!!」
「”紅蓮”!?じゃあ、こいつがシド達の兄を殺した赤黒いアルトなのか!?」
「馬鹿な!?そんなことが!?」
「お兄ちゃん...この機体...」
《機体照合...データ確認。これは...》
「...え?」
「こりゃひでぇ...」
「さっきのEXBが?」
「いや...違う」
「この先にEXBとEXM反応!数は4!」
「たった4機!俺らで...」
「待て!様子が変だ!」
(このエリアの空気の重さ、そして漂う”殺気”!
生まれてこんな殺気と恐怖を感じるのは初めてだ!)
「いる!”何”かが!」
「正面!来ます!」
地下の奥深く、404を追跡していたその時。
『 ■■■ 』
「っ!」
「あぅ...!」
「う...」
「?」
「今...何か...」
「カイエル、感じた?」
「あぁ、何かが...いる。この奥に...」
「シド...この感じ...」
「モモカ...?」
「もう少しで追いつきます!この先は行き止まり...!?」
カイエルサイド
「地下広いな。やはりこいつらの規模はおかしいぞ」
「マフィア上がりの組織がここまでできるとは思えない。やはり、ガドラスが言ってた各陣営にスポンサーがいて支援してもらっているのが妥当ね」
「ジョージ。あのEXBの位置はわかるか?」
「はい!このまま直進してください!」
#30MMSGEP1
テンヤー殲滅戦その23
「通信範囲回復!どうやら隊長達は二人の救助に成功し、基地司令部を破壊したようです!」
「よかった...!」
「やるなぁ!あの色男。だがこのAI共は何とかならねぇのか?」
「現在AIを止めるために奮闘中とのこと!」
「送った支援部隊は間に合うでしょうか」
「それに、まだ安心するのは早いようだ。見ろ。」
「AI部隊!あれだけ倒したのにまだ暴れまわってやがる!」
「やはりAIを操作しているあのEXBをどうにかしないと行けなさそうだな...」
「あのEXBを破壊しましょう!そうすればこいつ等も止めれる筈!」
「そうだな...奴を追うぞ!」
END
カイエルサイド
「やったか!?」
「基地の無力化を確認!この戦い、俺達の勝ちだ!」
「やった!」
《...っジョージ!あの犬型MXBがまだ生きている。どうやらハルオラ基地の地下へ逃げ込んだらしい》
「地下だと?あのスピナが沢山出てきた場所か!」
「地下に脱出トンネルがあるのかな...?」