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「何があったか話すというのならその頼みを聞くこともやぶさかじゃないよ」
「……。……クソ兄貴」
「……僕の弟は、ほんとうに可愛いな」
憎まれ口を叩いた俺に兄は得体の知れない笑みをひらめかせると――俺の唇に噛みついた
*
「あんまり生意気ばかり囀(さえず)る悪い口には罰を与えないとね
「見てるから……、ファンサ、ちょうだいね」
そんな顔で…そんな声で…
心臓がトクトク動いた
当たり前だろ…
当たり前じゃねぇかよ
気がつけば、俺は日下さんを抱きしめていた
なんで…こうなるんだよ。
なんでこんな…愛おしいんだよ…。
*
キスしたのが……きっと間違いだったんだ…。
…………だ……誰!?
「あっ、あの……!?」
黒髪の男の人ーー多分年上のーーは、俺の額に自分の額をくっつけるほどの至近距離で、ポメにそっくりの声で
「タケル……力を貸せ」
と囁いた。
9月18日。
モルさん(@mmmlbys)
二世くん、お誕生日おめでとうございます🎂🎉
この一年が二人にとってよい年になりますように☆
二世くんは、ムロ先輩といて欲しい(希望
もしくは、立夏と🦋
彼が幸せだといいな・・・と思いながら(ノД`。)ホロリ
黒髪の男の人ーー多分年上のーーは、俺の額に自分の額をくっつけるほどの至近距離で、ポメにそっくりの声で
「タケル……力を貸せ」
と囁いた。
*
男の人は俺と額を合わせたまま、ゆっくりと唇を近づけると、俺の口をペロっと舐めた。
ぽ、ポメ……?
「我を憎んではいないのか?」
「いない。・・愛しているよ、バーン」
言いながらくちづけてサトシはにこりと笑う。
この笑顔に何度救われたろう。
何度孤独な時に力つけられたろう。
また会える事だけを信じられたのも、この笑顔のおかげだった
「・・・サトシ、我の血を飲め。血の契約を交わそう
【千年語り】上巻216頁 下巻360頁 WEB再録加筆修正版
¥2000 二冊組でのみ販売 文庫版サイズ フルカラー表紙
吸血鬼×パートナー
『千年語り』著・わかさん。
上下巻・表紙描かせて頂きました。
荷物を纏めにいこうとした腕が、不意に後ろから掴まれた。
驚いて振り返る前に、項に温かくて柔らかいものが押し当てられる。
───え……?
「……タグ。付けっぱなしだっつの」
*
これが夢でなければ。
透の激しい勘違いでなければ。
そこに触れたのは、確かに喜多川の唇だった。
「俺は欲しい奴からだけもらえりゃ、それでいい」
*
「土方、いてぇよ!」
とっさに頭を庇う俺を見て、一瞬手を止めてニヤリと笑って、
「まあ惚れた女からなら」
耳元でこそっと囁く。
「………もっと美味いもんを食わしてもらいてぇなあ。できりゃあ、一晩中」
「………ってめぇ………」
時間の感覚すらわからなくなるほどの長い時間を、柚斗はずっと独り、あの蔵で過ごしてきたのだろうか
*
俺はお前に、蔵よりもずっと広い世界を、見せてやりたい」
スピーカーの向こうで柚斗が黙り込む
『……本を読んでもわからないこと……俺が、この蔵に居る本当の理由が、知りたい』