朔羽ゆきさんのイラストまとめ

その先に見えたのは、
僕の部屋の前で蹲っている加藤くんの姿だった

　僕らの運命は、知らぬ間に動き出している。

「やっと帰ってきた」という顔で僕を見つけた加藤くんの笑顔は「あれっきりなわけないだろ」って言ってるみたいで

　僕は、この運命に……思わず手を伸ばしてしまったんだ。

忘れるはずもなかった名前

　日下 比呂人

あの寒い冬の夜
手渡されたココアが安心するほど温かくて
彼が落としていった定期入れの免許証を見て、単純な字ばかりだな、と思ったんだ

　だから、忘れるはずがない。
　忘れるつもりだって微塵もなかった。

＊
俺、貴方にもう一度会いたかったんです

「オヤジ、帰ってたの」
　俺はため息をついて、その声の主を見た。

＊　
基本、お気に召さなければ、それこそ、けんもほろろな態度をとる奴だから、こんなに機嫌がいいのは、アキを相当に気に入ったからに違いない。こんな男に気に入られるって、アキも災難だな。

狡い人、綺麗で可愛らしいのに大人っぽくて格好いい

そんな貴方が気になる俺は身分の差をちゃんと理解してないのだろ

＊
貴方に触れたいと思うのは何故なんだろ

背伸びをしても届かない筈なのに....

『 海斗？っ.... 』

俺は都合よく" 子供 "へと戻った

「 大人の遊びを、教えて下さい.... 」

お声頂いたので✨
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　00718080（森のアルファさん）
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緑の木々に囲まれて一本だけ不格好に存在する桜の木は、どことなく誰かの面影を思わせた

風に揺れた枝から、花びらがひらひらと舞い落ちる

『　　　』

かすかな囁きが耳にすべりこみ、花びらに紛れて小さな光がまたたいた。
光の中から男の手が現れ、俺の首筋にまわり、するりと顔を引き寄せられる

『Synchronicity 意味ある偶然』著・当麻咲来さん
　オーナーとアキさん

（＊『桃紅柳緑』https://t.co/Mu53IplpeP　
　　数年後の慶君とアキくん）

らくがき。

桜が見せた幻影・・・とか？（＾－＾；
彼が見せるこの表情が凄く好きだな～と、ふと思ったりして・・・

……まさか。まさかとは思うけど……

「なあ、今言ってた『ずっと一緒』ってどういうことだよ？」

「……？……あっ……！」

……マジかよ

少年は少しの間気付いていなかったが、すぐに自分の言葉を思い出したらしく、慌てて口を押さえた
……でも、もう遅い

＊
「……お前『梟』……なんだろ？」