朔羽ゆきさんのイラストまとめ

全部雪村のせい

　自分と二人きりで居る時より、楽しそうに笑うから。滅多に会わない内海と仲睦まじく喋り、神谷とほぼ同類と言える“後輩気質”の加藤を散々可愛がる。これはつまるところ、嫉妬だ。単純なジェラシー

「……加藤は……なんでそんなに先輩と仲いいの」

　思わず出てしまう見苦しい質問

何度季節を重ねても、
こうして二人で、

美しい景色を、
季節折々の風景を、
寒い冬も、
華やかな春も、
熱を帯びる夏も、
すべてが成熟する秋だって……

一緒に見ていきたいって、俺はそう思っていたのだった。

『Ｏｎｅ　ｎｉｇｈｔ』（著・雲乃みいさん）本頂きました✨
手元に智紀さん＋ちーくんが居て、いつでも読めること、すごく嬉しいです！

本文挿絵を初モノクロで１点・書き下ろし小説に1点描かせて頂きました。
（注　③は本文には入っていませんが、これが元のお話が書き下ろされています。

（男の癖に色っぽいのは卑怯だよな）
　なんて胸の中で小さく呟く。次の瞬間、マユちゃんとアキが視線を合わせて、ヤバイと思った瞬間、二人に抱きつかれて水に沈められていた。

「………やめ………」
　水に沈みながら天を見上げる。ゴボゴボと水の中で揺らめくアキに見惚れる。だって本当に綺麗で。

傷ついた藤堂をしっかりと支えてあげられるだろうか
苦しみに気づいてあげられるだろうか
そんな不安がよぎり胸が詰まる
＊
いまどうしても触れたくて仕方がなかった
なぜだかわからないけれど藤堂のぬくもりを触れて確かめたかったのだ
僕が不安になってはいけないと、そう思ったはずなのに心が揺れる

ずっと寂しかった事に気がついた。何ともないと忙しくしていたのは寂しさから逃げる為。･･･気付かせてくれたのは、アイツ･･･

＊

「･･････あ、あのなイケイリ」
沈黙を破ったのはタカヤの方。もう、耐えられなかった
「お前は気持ち悪いと思うだろうけど」

「俺、お前が好きだ･･･っ」

『……それが、私の名か』

青い瞳が、咲耶を静かな眼差しで見つめてくる。傍らに、先ほどまで自らの身体を貫いていた矢を、落として。

**

──咲耶の“神力しんりき”。
治癒と再生──それが、『白い神の獣』が象徴するもの。“花嫁”が、代行する力。

『咲耶。もう一度、私の名を呼んでくれ』

「お前、お母さんを送ったらもうここには帰るな」

*
「俺がずっと傍にいてやるからさ。アキは誰かの代わりじゃない。
俺はアキが、お前自身が……」
　浮かされる熱のまま、そこまで言って思わず言葉が止まる。腕の中の彼が声は冷たいのに、ぽたり、と暖かいものを零しているのに気づいてしまったから

@mmmlbys お誕生日おめでとうございますｗ
今日という日が、杜さんにとって幸せいっぱいの一日でありますように( *´艸｀)💕
（お名前の方、登録名に合わさせて頂きましたｗ

今年も二世くん描くことが出来て嬉しいです( *´艸｀)
彼は無事なんですかね～(´；ω；`)・。彼も幸せになってほしいですね💦

「好き、好きだ。お前が好きだよ」

　湧き上がる感情はどうしても抑えきれなくて、目尻に浮かんだものがとめどなく滑り落ちていく。どうしてこんなに愛おしいのだろう。どうしてこんなに藤堂を求めてしまうんだろう。触れているだけで、心が満たされていく。
　想いと一緒に溢れる雫を藤堂の唇は→