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#誰彼町キ譚
【ジャミー】
誰彼世界の夜禽の怪異。夜の闇を"寝衣"の如く纏うことで夜間のみ不可視の猛禽となる不気味な怪鳥。その上音も無く羽ばたくため、犠牲者は何が起きているかもわからない内にずたずたにされ、朝には死体のみが残る。古い隠秘学者が指笛の呪具を用いて使役したとか。
#俺式呪具型録
【雑鬼のゴブレット】
群がる矮小なるものどもの罅割れた聖杯。欲深い一〇八の魂と引き換えに窮極の知識を一つだけすくうことができる深淵主義者たちの呪宝。まるで掲げた両の掌にも見えるその形はすくってもすくいきれない人の世を示唆する。シュヴァイスの黄金の聖杯のレプリカとも。
#俺式呪具型録
【深世界のシーシェル】
光と音の無い"溺れたもの"たちの奇怪な貝殻。耳に当てると深き波音と不特定多数の囁き声、そして何かの鼓動が聞こえる。心弱き者なら90秒も聞いてるだけで精神が崩壊するが、あえて魔道の世界へ挑まんとする者なら或いは深みと淀みの力を得ることも可能である。
#俺式呪具型録
【死祖のポートレート】
アメリクシア北東部の陰鬱な片田舎の"あの屋敷"にあった肖像画。"あの屋敷"の持ち主である男が自身のルーツを調べる過程で発見したもので、男は肖像画を撃ち抜いた後、拳銃自殺したとか。持ち主の霊的潜在能力を覚醒させるが、使う度に正気が削られていく。
#ド直球に言いますが今フォローしてくれてる人本当にありがとうございます
これはマジでそう。いつも統一性の無い描きたいものしか描いてないのに見て頂いてありがとうございます。
#俺式呪具型録
【喰人鬼のカトラリー】
1888年に世間を恐怖の渦に叩き落した連続吸血殺人鬼の一人"執刀医"の吸血剣。呪術室のメスと鉗子。魔道書『楽園のレシピ』に傾倒しただけあって使用することで対象の能力の一部を自分のものにできる強力な呪具。
#俺式呪具型録
【六本指のキャンドル】
20世紀初頭の秘密結社“六本指のマレフィキア”のシンボルでもある燭台。通常の栄光の手と違い、六人分の魔術師の死蝋化した指が使われている。火を灯すと明かりの範囲内の生物の活動を停止させる。魔女術でいうところの"死者の蝋燭"、その最上級のものである。