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「おふろ、せーので入ったら、こんなんなりました」って。
笑ってる子も、すねてる子も、くっついてる子も、
みんなわたしで、みんなわたしじゃない。
ぬるま湯のなかで、名前を呼び合う夜。
今日のこと、きっと誰かが忘れても
誰かが覚えてるから、それでいいのだと思った。
腕がないこの体で、バランスをとるのは、ちょっとむずかしい。
だけど、背中のまんなかをまっすぐに通るこの背骨だけは、いつだって私の味方。
ぐらついても、ぶれても、ここにちゃんと「私」があるって、教えてくれる。
今日はうまく立てた気がする。だからちょっと、うれしい。
水ん中に鉄棒立てて、逆さまになってみた!
ぐるって回ったら空も海もひっくり返っちゃって、ちょー気持ちいい!
ふたりで一緒にぶらさがって、ばしゃばしゃして、笑ってるだけ。
むずかしいことはよくわかんないけど、
いまが楽しいってだけで、なんかもう勝った気がするんだよね〜。
朝の日差しの中で、今日もふたりはどこかずれてる
くすぐったい。噛み合わない気持ち
だけど、
髪に手を添えたこの瞬間だけは、
ちゃんと通じ合ってる気がする
やさしさといたずら心と、
ちょっとした欲ばりが、
全部ひとつの体の中にある
ふたりで生きてるんだね
扉→:https://t.co/wxcN0ilYzp
どこまでが自分で、どこからがきみかなんて、もうとっくにわからない。
テンポも気持ちも、すれ違うことだってある。
でも、ほら。足も手も、心も、ちゃんと繋がってる。
きみが笑えば、ちょっとだけ私も笑える。
恥ずかしくて、くすぐったくて、あたたかい。
そんなふたりの、ほんの一日。
腕がないからって、あきらめる理由にはならない。私には私のやり方があるし、勝ちたい気持ちは誰にも負けない。工夫して、笑って、悔しくて、でも楽しくて。そんなふうに“今ここ”を全力で生きてる。——ねえ、ちゃんと見ててよ。今日の私は、ちょっと本気だから。