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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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黒騎士の剣を抱え、頽れる白の機体。

優奈「ーーーっ!うあああああああーーーっ…!!」

そして、優奈の慟哭が静謐な空気に包まれた黒い氷原に響き渡った…。

第十七話 堕ちていった黒 残された白

to be continued…

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望「…僕は、狩谷 望です。ありがとうございます、白銀さん」

白銀に向けて笑みを返し、再び崩壊する世界へ視線を向ける。

「行くぞ、レヴァイア…!僕にありったけの構造体リソースを寄越せッ!!」

レヴァイア「ふ…ははははははは!」

「ーーー認めよう、その覚悟を。讃えよう、その決意を」

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望「世界の崩壊を止める。僕の”イレギュライザーの力”と、お前の”構造体リソース”を使って」

レヴァイア「…では答えよう。”君が望む分だけ”ある。一つのサーバーを埋め立てる程度、造作も無いさ」

望「…ありがとう、十分だ」

黒騎士が剣を投げ捨て、崩壊していく世界へ左手を伸ばす。

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有理沙「私達は今の内に離脱するぞ!白銀君、後できっちり診察させてもらうからね!」

信矢「優奈ちゃんはそのまま殿だ、頼む」

優奈「…はい…!」

レヴァイア「それで?聞きたい事とは何かね?」

望「簡単な質問だよ。…お前、構造体リソースはどれだけ持ち合わせてる?」

レヴァイア「何…?」

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黒い氷原の上に、頽れる白の機体。

優奈「ーーーっ!うあああああああーーーっ…!!」

静謐な空気に包まれた黒い氷原の上で、優奈の慟哭が響き渡った…。

第十七話 堕ちていった黒 残された白

to be continued…

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レヴァイア「そも、”この世界”を自分達に都合の良い”ゲーム”に変えたのは、君達人間だ。これは君達の知る所ではないかも知れないが」

「だが…君達の言う”ゲーム”は、”ゲーム”ではあっても”遊び”ではない。それは、君達もよく知っている筈だよ?」

巨大兵器が一歩を踏み出す。

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優奈「迎えに行くって…っ、約束したのに…私…また…!」

「ーーーっ!うああああああああーーーッ…!」

静謐な空気に包まれた黒い氷原の上で、優奈の慟哭が木霊した…。

第十七話 堕ちていった黒 残された白

to be continued…

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望「…犠牲になんか、なりませんよ。龍牙さんとの約束も、優奈さんとの約束も、覚えています」

「だから…遠回りする事になりますけど。僕は必ず戻ります。信じて…待っていて下さい」

黒騎士の姿が、”虚無”の奥底へと消えていく。優奈と龍牙が地上へと押し出され…同時に、穴が黒い氷で塞がれる。

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優奈「望くん!それ以上は…!」

望「どんなに、遠回りする事になっても…!僕は、必ず…!だから!」

「レヴァイア!お前の持ってる構造体リソースをありったけ寄越せ!こんな最低な人間で良いならくれてやる!」

レヴァイア「…!」

「ーーー僕に…大切な約束を守らせろォッ!!」

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望「止まれッ!!」

電脳の空から亀裂が消え、電脳の大地が”黒い氷”に覆われていく。

…やがて、平原エリアは黒い氷原になり、〈崩壊現象〉は停止した。

レヴァイア「…見事だ。見せて貰ったよ、君の覚悟を。ハッピーバースデイ、”狩谷 望”」

崩壊現象の停止と同時に、レヴァイアの姿が掻き消える。

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