stack02さんのプロフィール画像

stack02さんのイラストまとめ


特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

フォロー数:2807 フォロワー数:1105

望「僕は、優奈さん達を守れればそれで良い。勝つ必要はない。戦う必要すらない」

黒騎士が剣を投げ捨て、レヴァイアと対峙する。

レヴァイア「分からない…君は、何をするつもりだ…?」

望「…世界の崩壊を止める。僕の”イレギュライザー”の力と、お前の持つ”構造体リソース”を使って」

(2/3)

0 0

望「…!」

ボロボロのシエルノヴァが輸送車から飛び出す。

「…違いますよ。ここは、僕一人で十分です」

優奈「望くん!?」

望「だって…僕は、”イレギュライザー”ですから」

セレナ達に向けて、寂しげな笑みを浮かべる望。

レヴァイア「…君は、君に悪の烙印を押した者達を護ろうというのか?」

0 1

優奈と龍牙の機体に強烈な圧力が掛かり、機体に亀裂が奔っていく。

望「駄目、だ…!二人共、戻れぇッ!!」

黒騎士の左手が鉤爪に変わり、炎と共に射出される。

優奈「え…うああっ!?」

鉤爪は〈ブレイバー〉の腕を掴み、ドラゴバーニングを巻き込んで二人を地上へと押し出していく。

0 1

有理沙「…恐らく、彼の装備所有権が残っているんだ。だが、あの”虚無”の内部がどうなっているかは分からない」

信矢「何より、この様じゃあな…」

優奈「ーーーッ!うああああああーーーッ…!」

黒い氷原に、優奈の慟哭が響き渡った…。

第十七話 堕ちていった黒 残された白

to be continued…

0 1

〈グルル…ッ!〉

セレナ達を警戒しているのか、唸り声を上げている黒い獣。

優奈「……さっきから、五月蝿いですよ?」

今までに誰も聞いた事が無いような冷たい声で、優奈が呟く。

「誰が何と言おうと、私は彼を助けます。邪魔しに来ただけなら……」

「さっさと帰れ」

ライト「……!」

0 1

勇矢「ブンドド学園高等部1年次、狩谷望。彼は”イレギュライザー”ではありますが、犯罪歴は無し。メモリも自衛以外の目的で使用した事はありません」

「また、数回ですがイレギュライザー犯罪の検挙に協力した事もあり、我々は”善意の協力者”と認識しています」

0 2

望「ぐ…っ!二人共、戻れッ!!」

黒騎士の左手が鉤爪に変わり、炎と共に射出される。

優奈「え…うああっ!?」

鉤爪は〈ブレイバー〉の腕を掴み、優奈とゼクトを地上へと押し出していく。

望「……必ず…戻ります…どんなに、遠回りする事になっても…」

0 1

望「う、おおおおおおーーーッ!!」

黒騎士が構造体リソースを放出し、世界に生じた亀裂を修復していく。空の亀裂が消え、大地の亀裂が”黒い氷”で覆われていく。

ーーーやがて…平原は黒い氷原と化し、レヴァイアの姿が蜃気楼の様に消えていく。

レヴァイア「…ハッピーバースデイ、”狩谷 望”…」

0 1

優奈「瞑ちゃん!?それに、あの人達は…!?」

勇矢「V.S.S…?作戦参加の打診は無かったと記憶していますが…。いや、手は多いほど良い」

「ヴァルハラリーダーへ。我々は、イレギュライズメモリの暴走によって機体に取り込まれた救出対象…狩谷 望くんの救出作戦を行っています」

0 2

望「…僕は、”イレギュライザー”ですから。理不尽は、理不尽で塗り潰す…!」

「レヴァイア!お前が持ってる構造体リソース、僕にありったけ寄越せ!!僕に、大切な人達を護らせろォッ!!」

レヴァイア「ーーー認めよう、その覚悟。讃えよう、その決断。君は正しく”英雄”(イレギュライザー)だ…!」

0 1