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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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静治「とんでもねぇな…マウスにもイレギュライザー因子を移植出来るとか」

「まあでも、イレギュライザーはリアルでも高い身体能力や演算処理能力を持ってる場合が殆どだ。マウスの身体じゃ耐えられないってのは納得だな」

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静治「こいつは…ミカゲの書いた研究論文か?」

「アダプターイレギュライズ…羅刹天関連の事件で被害を受けた、シノザキ姉妹にも関係してそうだな」

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静治「ああ、了解した」

「それじゃあ…色々と聞かせてくれや、君達のご主人様について。思い出話をするみたいに…とはいかないだろうが」

警官「警部、我々は証拠品の押収作業を始めます」

静治「頼む。なるべく丁重にな」

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静治がヴェルに視線を合わせ、深く頷く。

静治「そうだ。君のご主人様は…自分の命を懸けて、「もう殺さなくて良い」っていう”自由”を残したんだ」

「…俺達の立場じゃ、したくても出来ない事だ。まずは、自分達に”自由”を残せるご主人様が居たって事を誇れ」

「その上でどうするかは、君達次第だ」

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静治「フォース〈グリザイユ〉にも居るだろ?機体に人格がある奴が何人か。そいつらと同じさ、リョウマ刑事」

「外身は自由に移し替えが出来る。パイロットとして機体に乗る事で、性能の誤魔化しも出来る。そんなAI達を自力で作成したこの男…大したもんだよ」

警官「警部、搬送の準備が整いました」

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静治「…まずは、君達のご主人様を病院に移させてほしい。このまま放って置いても、二度と目を覚まさないからな」

「そしてその後で…君達の今後については、よーく話し合おう。…良いかな?」

静治が無理矢理気味に温和そうな表情を浮かべ、ミカゲの忘れ形見であろう少女達に語り掛ける。

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静治「………」

しばし沈黙する静治。

やがて、深く溜め息を吐いた彼は苦々しく呟いた。

「ったく…イレギュライザーってのは、どいつもこいつも…」

警官「大鳥警部…」

静治「…こちら大鳥、容疑者の死亡を確認した。これより保護対象への対応に移る」

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警官「1階は捜索完了、容疑者と保護対象の姿はありません」

静治「奴さんらは2階かね…1階にはめぼしい証拠品も無いか。2階も念入りに捜索するぞ、警戒を怠るなよ?」

警官「了解」

静治達も2階に上がり、隈無く捜索を続ける。

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静治「うわー…ここまでの威力とは思ってなかったわ。よくやるなぁ、SATも」

警官「大鳥警部、突入しましょう!」

静治「分かってるって。警官隊は直ちに突入、容疑者と保護対象を確保するぞ!」

警官「了解」

静治の指示と共に、ミカゲ邸へ警官隊が突入。家内の捜索を始める。

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静治「月夜見商会の使ってるディスクアニマルに近い感じだが…もしかしなくても、扉をぶち破る気?」

警官「…どうしますか、警部?」

静治「まぁ…強制執行手続きは取ってるし、遅かれ早かれってやつか」

「警官隊は突入準備だ。アレが障害を排除したら、直ちに突入するぞ」

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