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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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静治「G5課からの情報によると…だ。容疑者は肺ガンを患っていた上、イレギュライズメモリの末期汚染で強制ログアウトさせられたらしい」

警官「…仮に生きていたとしても、身動きの取れる状態ではないと」

静治「ああ。だから、俺達が警戒すべきなのは羅刹天のプレイヤーだ。下手に刺激するなよ?」

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勇矢「…大鳥警部、事件の首謀者が潜伏していると思われる場所を突き止めました。捜索をお願いします」

静治「…羅刹天って機体のプレイヤーはどうする?」

勇矢「暫定的な措置として、G5課に身柄の引き渡しをお願いします。勿論、手荒な扱いはしない様に」

静治「了解だ。これより家宅捜索を行う」

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消えゆくミカゲの姿を見た望が、悲しげな表情を浮かべて俯く。

望「(…師匠の時と同じだ。僕達を置いていく大人達は、皆が自分勝手で)」

勇矢「死して屍拾う者なし…などという幕引きにするつもりはありません。貴方の罪は、貴方が遺した者が背負う事になる」

ルビー「本当に…貴方は無責任です」

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勇矢「伺いたいのは、イレギュライザー・アダプトに関する実験の事もです」

「人工的にイレギュライザー・オリジンを作り出し、その先に何を目指そうとしたのですか?」

「…それも、無作為に選んだ、何の罪も無い一般プレイヤーに人体実験めいた事をしてまで…!」

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優奈「羅刹天が、止まった…?」

ライト「ウイルスプログラムによる強制停止…あれが私やルミアと同質の存在だとすれば、奴はBNDDオンラインのコアプログラムについて知っているのか?」

勇矢「羅刹天を止められたという事は…貴方が本件の首謀者、ミカゲ氏ですね?」

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ーヤマト艦内 格納庫ー

格納庫内で待機していたイレギュライザーの面々が、羅刹天の見せるモノに戦慄する。

勇奈「…っ、今の感覚は…!」

望「黒い、炎…?」

ルビー「見ているだけで怖気がしますね…恐らくあれは、我々にとって致命的な結果をもたらす力です」

ゼノ「優奈達は大丈夫かな…?」

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ファイ〈…ほう。100倍の手間を掛けてもか。大きく出たね、少年〉

〈だが、言うだけでは子供の我が儘だ。有言実行の覚悟はあるかい?〉

ルヴィア〈ふっ…姉上も乗り気になるとは思わなかったよ〉

〈少年。君がその気なら、我々が鍛えてやろう〉

望「…まずは、さっきのバトルの感想戦ですね」

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勇矢「…ついに現れたか」

サフィール〈レーダーに感あり!数は1、シノザキ姉妹機に向けて急速接近中!〉

勇矢「保安部隊は直ちに出撃を。予定外ではありますが、これより羅刹天の捕獲作戦を行います」

保安部「了解!」

ヤマトの周辺で警戒行動を取っていた保安部の機体が、一斉に動き出す。

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ルビー「むむっ、あれがご主人様とゼノが言っていた機体ですか」

「なるほど…簡易的な可変機構に、全領域対応の武装構成。良い機体です」

望「MO-Ⅴの最新型だから、正式な発売はまだかな?でも、ゼノのアスクレプオスは勇矢さんが販売試作品を貰ってきたし…」

ルビー「ふふふ…実に楽しみです」

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有理沙「〈プロクシデヴァイザー〉、動作良好。〈プロクシーカード〉によるフィードバックの負荷代替処理も正常だね」

優奈「この理論、ゼノちゃんのデヴァイザーにも使えそうですね」

ゼノ「私の?」

優奈「うん。電脳体の負荷代替機能を応用して、一戦闘の間だけ暴走を抑止する…みたいな感じで」

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