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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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静治「(…あの扇子、どんだけ種類があるんだ…?)」

勇矢「月夜見商会で家賃を負担してもらえるのであれば、移住のハードルは大きく下がりますね」

「ふむ…それでも給料に不安があるなら、〈ペルシュ〉で副業でもしますか?」

静治「あんたも抜け目無いなぁ…」

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静治「家…か。こういう小さい子達って、おたくらはどういう風に面倒見てんの?」

勇矢「…うちは少々特殊なのですが、ドールハウスを使うのが一般的ではないでしょうか?」

「ライトくんやルビーさんといった実体・電脳体を使い分ける方は、〈ペルシュ〉にある個人用サーバーに居る事もありますね」

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勇矢「ご協力ありがとうございました、大鳥警部」

静治「…まぁ、仕事だからな。あの子達の今後についてはそっちの領分だ。頼むよ」

勇矢「ええ、後の事はお任せを」

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入室したゴウの姿を見た静治が、眼鏡を外して席を立つ。

静治「警視庁電脳犯罪捜査課、大鳥 静治警部だ。ミカゲ・キョウゾウ宅の家宅捜索を完了し、羅刹天のパイロット及びその関係者…計4人を保護した」

「彼女達の身柄は、BNDDオンライン運営委員会との取り決めに従いG5課に引き渡す。確認を頼む」

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静治「我々の事はどうぞお構いなく、会長」

勇矢「愛花さんと愛菜さん…でしたね?そう緊張せずに、気楽に寛いでいて下さい」

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静治「了解だ」

「…うーし、ここから撤収するぞ。”証拠品”は厳重に梱包だ、取り扱いには細心の注意を払えよー?」

警官「分かりました、大鳥警部。”証拠品”の梱包と輸送、直ちに取り掛かります」

静治の指示の下、警官隊が”証拠品”の押収作業を終え、撤収を始める。

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静治「…まぁ、そうだな。あそこはお人好しの集まりだ、悪い事をする奴は一人も居ないさ」

「それじゃ、準備が出来たら行こうか。どうしても持っていきたい物があれば言ってくれ、俺達が運ぶから」

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静治「そうだな…見るべきものは見た。後は聞くべき事を聞くだけだ」

「それじゃあお嬢さん方、署までご同行願おうか?包み隠さず話してくれれば、後は話の分かる人等に任せるだけだからさ」

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静治「オリジン…ってのは、アイバ・ゴウとアイバ・シホがそうだったか?」

「先天的にイレギュライザー因子を持ち、メモリによって変質する奴等とは、一線を画した力を持っている存在…」

「そこから、後天的にイレギュライザー因子を適応させられる人間を探す…って発想に辿り着いたと」

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静治「G5課から受け取った情報にあった、奴のイレギュライザー汚染はここからか…」

「他にやりようは…ちっ、無かったんだろうな。G5課がまだ無い、俺達警視庁は敵だった頃だ」

警官「…焦りの様なものがあった、と」

静治「多分な。もう答え合わせは出来ないが」

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