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ストレンジラブさんのイラストまとめ


終わらないプレリュード奏でて生きてゆくみたいだねって
僕ら笑う 死んでるように

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「ブランチライン」1~2巻読んだ。「親と子は繋がっていても個のものだ。」のセリフが象徴的で、「ストーリー・オブ・マイライフ」的な家族の中の個の話。家族に帰属することを強要せず、それぞれの個の自律や主体的な選択に優しく寄り添ってる。池辺葵作品はコマの余白の使い方が抜群に巧い。

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「海が走るエンドロール」1巻
「メタモルフォーゼの縁側」的な温かい関係性も癒やされるし、自己実現の漫画としても引き込まれる。心情を表現する海や波の演出も良い。ラストがとてもロマンチック。

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「メタモルフォーゼの縁側」5巻
柔らかい描線による日常描写が心の角質をとってくれる。「今日は完ぺきな日でした」は最高のセリフだな。漫画で繋がった縁は離れても繋がっていく。温かい余韻をずっと保温しておきたい。

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「BEASTARS」22巻
種族間の分断と融和、多様性を誠実に描き切ってたと思う。現実とも地続きだなと感じる。カットバック的なコマの繋ぎや転換も滑らか。あとがきの「異種族交流の過酷さと価値」は正にこの作品を総括してる。

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「最果てのソルテ」1巻
時空の歪曲とか二周目の冒険とか発想が斬新。1話の導入、タイトルインといい冒険ファンタジーものの様式美を感じた。まだ設定も明かされてないこと多いし、時空の歪みとか二周目が関連してるのか分からないけど、主人公のモノローグもメタというか高次的。

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「チ。地球の運動について」2巻
コペルニクス的転回により人々が好奇心や情熱を持っていく様に引き込まれる。知性や好奇心が諦観していた世界への新たな希望や期待になるっていうのも沁みる。自由を託していくリレーも漫画的で熱い。権力による反知性主義は現代とも通ずる。

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「メダリスト」1巻
氷上スポーツものだけど熱い。いわゆるスポ根だけど、根性論ではなく、自己肯定感を高めてお互いを尊重して挑んでいくのが好感を持てる。スポーツをやる上での格差や金銭面などシビアな面も描いてる。動きの躍動感も凄まじい。

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「チ。 地球の運動について」1巻
15世紀の異端審問が行われる時代で地動説を証明しようとする先人たちの話。知性が歴史や世界を開拓する人類の灯火であるという観点に惹かれる。合理的ではない人間の想像力や好奇心とか抽象的なものを肯定する「不正解は無意味を意味しない」は至言。刺さった。

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「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」
「ギャラクシークエスト」のディーンパリソットっぽい収斂していく構成と多幸感。世知辛い世の中での映画による福音。網膜が剥がれるくらい泣いた。

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「ウルフウォーカー」
文明は直線、自然は曲線で描かれていて、描線や色合いなどで対比させてる。分割画面、アスペクト比の変化など空間を意識させる画面構成。狼の主観映像なども斬新。シスターフッドの物語としても良いし、父親のマッチョイズムの呪縛からの解放も描く手腕に脱帽。

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