ﾋｸﾞﾁ🍳さんのイラストまとめ

『BLUE GIANT』（2023年、120分）を川崎チネチッタの「7.1ch LIVE ZOUND×RGBレーザー」で観た。これは良い音響で観ると、まるでストーリーのあるコンサートですね。上原ひろみの作曲も含めて、作中の18歳３人の演奏の「野性」が凄く眩しい。良いものを観ました、ストレートな若さを応援できる映画

『THE FIRST SLAM DUNK』と『SLAM DUNK』の関係性は、『リズと青い鳥』と『響け!ユーフォニアム』のそれに近いんだけども、メンバーにパスを出すリョータを起点にすることでメンバーそれぞれとの関係性が語れるというのは、個人的に想像しなかった語りで驚いたし、それが良かった。

『リコリス・リコイル』のストーリー内での時系列は、春から始まって冬に入ったわけだけど、冬に死ぬ「錦木塚物語」が下敷きにあるので、２人が冬を越えられるかという話よ。EDは春→夏→秋ときてまた夏になるし、ここでの歌詞は「歌って聞かせて この話の続き」なので、こういう感じでなんとか…。

『リコリス・リコイル』9話、時系列は現在に戻り「神様は気まぐれ」の雪が降る。シンジが千束とミカのもとから去った日にも雪が降っていたが、ここではたきなが雪が降るなかで千束のもとから立ち去る。状況は似せてるんだけど、たきなが違うことを起こしてくれそう…。

短編ゴルフアニメ『空色ユーティリティ』(2021年、15分)観た。初心者にもゴルフのルールが分かる。「このポーズとアングルを描くためにこのアニメを作ったんだ」という気迫が伝わる大判レイアウトの力強さが良かった。あと『ダイナゼノン』の雨宮哲によるクライマックスのコンテワークのエモが凄い。

ヴィーナスは愛と美の女神で金星。ケレス（デメテル）は豊穣の女神で、火星と木星の間の小惑星帯に位置する準惑星にその名前がついてる。どちらもオリュンポス十二神なのに、扱いは違う。ケレスのほうが泥臭い。この歌、Venusを「あの子」側に置いてるので、イヴが葵のことを歌う歌だよね。

このボードゲーム、元はウミガメがモチーフのところを海鳥に変更してあるんだね。勿論、そのまま使うわけにもいかないからという話でもあるけど、明暗を表現するときに同一のモチーフを使うという演出かなと思った。/ゲーム紹介：ウミガメの島 / Mahé - ボードゲーム紹介 https://t.co/ceMnM73W95

『輪るピングドラム』特集。小林白菜さんがインタビューの聞き手で、北出栞さんが論考で参加されており、おふたりともすげぇよ…となった。嬉しいね/"CONTINUE Vol.77"（コンティニュー編集部 著）https://t.co/NoiBupe9OZ

『平家物語』11話 最終回を観ました。彼らの世界では、社会・家における死が、現実の死とほとんどイコールだ。そのため、島流しという、人を社会・家から切り離す刑罰が、まだその枠組みの中で死ねる死罪より重いものだったのだろう。→

『明日ちゃんのセーラー服』は「そもそもアニメにおける人体の記号的な描き方を一旦全部捨てて、ゼロベースで見直しますわ…」という気迫に気圧される。１枚め、爪の先の白い部分や爪半月も塗り分ける。２枚め、虹彩は眼球の中央に向かって内向きにえぐれてるので、右目の手前側の虹彩は見えない。