//=time() ?>
彼はハッピーの隠し子であり、トニーにもペッパーにも捨て置けない存在。そしてペッパーとの関わりを続ける内に、自分を飼い殺しにしようとしていたトニーへの反抗心へと目覚め、この呪縛から解き放たれる。
彼は見た目通りの怪物でなど、決してなかったのだ
ただ、それはやはりトニーという個人を鋼鉄の鎧に縛り付けることでもあり、やはり彼に負担を強いていることを実感させられる。
ただこの後半部分で考えるべきは、「エゴ」というモンスターは必ずしも醜いものではないということだろう。その象徴となるのが、ティーン・アボミネーションという異形
どちらもエゴイスティック。これまでの研究を失いかねない行為も、このまま悪を野放しにすることも、どちらにもデメリットとリスクがある。
これらがトニーとアーマー双方の言い分であることを考えると、きっと双方が合わさって「アイアンマン」になることで、やっと強すぎる自我は抑えられるのだろう
しかし読み進めて見ても、やはり「どちらもトニー・スターク」で、どちらかを否定するようなことができない。
スーペリアが「反転」した存在だというのはこれまで描かれてきた通りだが、アーマーのやり方も急ぎ過ぎている印象を受け、互いにこの世から消えかねない点にはとても賛同できない
ペッパーと共に反旗を翻したのは、かつてのトニーの記憶がインストールされた、マーク2アーマーだった!
これが活動してたのが8年前ってことは、やっぱりマーベルの世界って10年ぐらいに収束されてるのね
なおもその正義が「気まぐれ」にも思えてしまうところだが、よく考えてみれば、これらは全て「元のトニーにも出来たこと」でもある。
それをしなかったのは、こんな無茶には世界の方が耐えられないと、「トニー・スターク」の自制があればこそ。それが取り外された存在が、スーペリアなのである。
「自分の方が優れている」ことをオットーが示そうとしている内に、逃れられないスパイダーマンの大きさを認知していったスペスパに対し、
本作の「スーペリア」はそのベクトルが少し変わっただけで、本人の定義では「正義」を成しているというのが、最大の妙になっている
【アクシス】を受けて、「悪性」へと堕ちたアイアンマンを主役とした作品。一見善行に見える行動には、驚きの裏側が隠されている。
こうしたコンセプトを見ると、そのまま【スーペリア・スパイダーマン】に似たシリーズなのかと思っていたが、
【Superior Iron Man vol.1】
トニー・スタークが提供した「エクストリミス3.0」は、人間の「欠点」を治癒する画期的なサプリ。サンフランシスコの人々は、この慈善事業に沸き上がる。
喝采を浴びたミリオネアは、次々と「かつてのトニー」が成し得なかった「スーペリア」な所業を成していく