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『グランド・クロス シード・オブ・ディストラクション』
復元した太古の植物が環境汚染された地球を浄化しようと爆速成長する。
大地を裂き都市を呑み込む植物の根によってまさかの終末へ追いやられるボタニカルディザスター。余計な人間ドラマを描かず植物を止める攻防に徹するシンプルさが良い。
『ハントレス 女戦士ルーナ』
2年間遠征に出たっきりの父親が死者の財宝を奪って帰ってくる、そして死者が一家を襲撃。
2年間音沙汰なしの父ちゃんが災厄を手土産に帰ってきた系ファンタジーアクション、と思わせてバトルシーンがほとんど存在しない詐欺。微妙だった。
『ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷』
殺人鬼が作ったお化け屋敷に入った大学生たちが地獄をみる。
殺人鬼が運営してるだけあってサイコなセンス爆発したお化け屋敷の雰囲気たまんないし、キャストさんの素顔がマスクより不気味ってのがいいね。あえて罠では殺さず自らの手で殺すこだわりが好き。
『レガシー・オブ・ライズ』
娘を拉致られた元エージェント、政府がテロに関与した極秘ファイルを入手させられる。
元最強だった男が陰謀に巻き込まれ闘ういつものパターンで、今回もスコット・アドキンスは打撃に銃撃を絡めた近年主流のスタイリッシュアクションで魅せてくれて安定の面白さだった。
『ザ・トレジャー・ハンティング マヨルカ島の財宝』
実績ゼロの冒険家気取りが恋人と呪われた短剣を探しに向かう。
意外とあっさり短剣を発見したかと思えば、所有者を自殺に導く呪いによって恋人が大ピンチ…そこを主人公が敵と手を組み救出に向かうという冒険より呪具争奪戦な展開が良かった。
『アンチグラビティ』
事故に遭った男が目覚めたらそこは昏睡状態になった人々が集まる記憶の世界だった…。
空間や重力という常識的観念が通用しないイマジナリーな世界観が素晴らしく魅力的で、その世界では特殊能力を覚醒させる者がいるという厨二心がバチバチ刺激される設定が大好き。
これはインドネシアコミック原作らしく悪役たちも個性的なヴィジュアルを忠実に実写化しているのが良い。悪役の背景には腐敗した社会性が見えたりする重々しさもあり、似た系統だとバットマンとかグリーンアローに近いヴィジランテもの。どうやらユニバース化の構想もあるらしいので期待したい。
『呪怨2 劇場版』
ビデオ版の2作目ほどぶっ飛んではいないものの時空を歪めるのは朝飯前で呪殺パフォーマンスがさらに磨かれる。中でもアパートの角部屋なのに隣からドンドンと音がする怪異の正体が未来の自分の死にざまと重なっていたという伏線回収は恐怖を超えた気持ちよさがあって好き。
『スプートニク』
宇宙船の事故から帰還した男の体内には未知の生命体が潜んでいた…。
軍はこの未知の生命体を兵器利用しようと懐柔、しかし女医さんは宇宙飛行士の体内から生命体を分離しようと奮闘、期待するバトル要素は薄いもののSFらしいジットリしたドラマに生命体の造形が光る。