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サミアどんの(サミアどん以外の人間キャラの)鼻、ピーターパンの冒険の鼻。日本のマンガ絵はいかに「鼻」を処理するかの苦闘の歴史でもあり、江口寿史がいなかったら今も「鼻の穴を描く」ことにはネガティブなイメージがつきまとっていたと思う。
江口寿史が「マンガ絵」と「鼻の穴」の最終的落とし所を奇跡的に発見したと思う。「鼻の穴描いてるだけじゃん」と思うだろ。同じように普通に存在して、ただ描けばいいだけなはずの「ほうれい線」は、幾度も果敢にチャレンジされながら未だにマンガ絵での落とし所が見つかっていない。
あらためて、本日5/20(月)発売のゲームラボ@GameLabo_sansai 最新号にて「8bit年代記」メガドライブ編を描かせていただいております。豪華8Pフルカラー。よかったら読んでね!
ここで全く関係ないけど、さっきイヌサフランに対抗して一生懸命作った「犬ギャプラン」を御覧ください。
①サフラン ②ギャプラン ③ギャプランライス ④イヌギャプラン
(妖術師としてのシド・ミード)有名なこの絵あるじゃん。今から個展見に行く人はぜひこの絵の左下の「係の人たち」を見てくれ。米粒くらいのサイズだよ。ササッと描いてある。でもオレ到底こんな風に描けない。メカデザインがどうこう言う以前に、これがシレっとできる目と手を持った妖術師なのだ。
んで、これは特に言及されないのだが、マジンガーZの非常に特徴的な胸と耳のデザインについては、当時わずかに連載が先行したジョージ秋山の「ザ・ムーン」の影響を考えるのが自然のように思う。よく知られるようにロケットパンチも「ジャイアントロボ」のGR2が先例としてある。
マジンガーZの口元がどんどんアメフトのフェイスガード的解釈(顔に対して大きく出っ張る)になっていくので忘れられないよう書き記す。原作とアニメで違いやブレはあるのだが、あれは本来顔のラインから大きく逸脱しないはずで、理由として、源流に往年のヒーロー鞍馬天狗の印象があると思う。
(一期一会の人々)電車の中でスマホいじりたくないのでスケッチをする。描くのはうつ向いたハゲのおっさんばかりになる。なぜか。描きやすいのは動かない人である。すると疲れて寝てる人である。そうすると激務のオッサンである可能性が高く、つまり年齢的にハゲてることが多い。イヤなスケッチだな。
「ま、まさかあのユリアが?」 「へへへ…オレはサウザーの秘密を知ってるぜ」