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義之のことをずっと好きだった由夢。だが彼女には、最初から義之が消えることを知ってたんだよな自分の心にリミッターを課して、そっけないふりをして、妹だって言い聞かせて・・・
いつか見た予知夢が現実になってる。義之との最後の時を過ごすその夢が、考えてみろよすごくない?由夢自身、義之がこの後消滅するの知っててこんな笑顔できるんだぜ
強い女の子だと思う
由夢もつらいよな・・・最初から義之が消えていなくなってしまうことを知ってたんだから、知ってて尚、どこか期待していたんだから
そして由夢そんなこと言ったら無理悔しすぎて、泣いてしまう
音姉がどれだけ重いものを一人でしょい込もうとしてるのか、義之がこの先どうなってしまうのか知ってるから、由夢と義之のために自分が悪役であろうとする。本当は、だれよりも祝福してあげたいのに、大切な家族なのに音姉がどれだけ二人を愛してるかわかるから尚のこと辛い。
音姉、家族思いだよな。大事な用事で自分と純一とさくらさんで家を空けるっていうときに、義之に大事な妹の由夢を預けていく。この行為だけでも、彼女らの家族の絆みたいなのが見えるよな