富士の嶺に降り置く雪は六月の十五日に消ぬればその夜降りけり 虫麻呂

on Fuji's peak, the fallen snow, when on the Sixth Month's 15th day has vanished, that very night will it fall again. Japan, detailed art by Hayao Miyazaki and Makoto Shinkai

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熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな 額田王

from Nigitatsu, would we set sail, and did await the moon, but with the tides against us, now must we go a'rowing. Japan, detailed art by Hayao Miyazaki and Makoto Shinkai

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 風 第11巻2647読み人知らず
手作りを空ゆ引き越し遠みこそ目言離るらめ絶ゆと隔てや

手作りを空ゆ引き越し天衣迦陵頻伽の美声に酔て 縁糸まどか

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第54話に引用した山上憶良歌。口誦は藤原八束。
最晩年の歌なので後進に遺した激励歌ともとれますが…。
ここでは敢えて憶良の自分の人生へ投げかけた叫び、という描写をしました。

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クォレは比較的真面目に描いたであろう楓原万葉をまとめたもの。略して万葉集です。知らんけど(最悪)

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 風 第11巻2640読み人知らず
梓弓引きみ緩へみ来ずは来ず来ば来そをなぞ来ずは来ばそを

梓弓引きみ緩へみビョンビョンと木霊し響く魔物祓いよ 縁糸まどか

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桜恋-予感-【添付和歌紹介】

あしひきの山桜花日並べてかく咲きたらばいと恋ひめやも
(山辺赤人/万葉集)

山桜がもし何日もさき続けるような花であったなら、こんなにも桜を恋しいとは思わなかっただろう

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 風 第11巻2637読み人知らず
うち鼻ひ鼻をぞひつる剣大刀身に添ふ妹し思ひけらしも

うち鼻ひ鼻をぞひつるコレはまた良からぬ噂たちにけるかな 縁糸まどか

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【訂正再掲】
自然の移り変わりを悲しんだ家持歌。40歳頃。

作歌同時期に「橘奈良麻呂の変」勃発。
(山菅=龍の髭とも)

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自然の移り変わりを悲しんだ家持歌。40歳頃。

作歌同時期に「橘奈良麻呂の変」勃発。
(山菅=龍の髭とも)

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天の海に雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆ
(万葉集・巻七・1068・柿本人麻呂)

AIが描いてくれた!「月の舟星の林に漕ぎ隠れ見ゆ」をイメージするのがAIには難しいっぽい

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和歌一首…ストーカー81.狂歌

紅の八しほの衣朝な朝な馴れはすれどもいやめづらしも;万葉集
ぬばたまの夜な夜な起こる枕投げ馴れはすれどもいや騒々し;我拙歌

毎晩下の部屋に集うストーカー共は既に45位のオヤジ・カカーの筈なのだが朝迄ずーっと枕投げをやっている。ウルサイ。ネムレナイ🤬

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夏草や兵どもが夢の跡

つわもの、をSAMURAIにしたら
風景が東アジアに
万葉集にトライしてみよう

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水面多めお気に入り楓原万葉集

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この時期、道端に朝だけ咲く
小さな花、露草💠

普段は何もない場所に
朝だけ青い蝶々のように現れて
見かけるとちょっと嬉しくなります😊

万葉集でも儚いイメージ
(色が移りやすいため移り気なイメージも)
で詠まれてきたようです。

街中にもよく咲いているので
朝の道端で探してみてくださいね!

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 風 第11巻2626読み人知らず
古衣打棄つる人は秋風の立ちくる時に物思ふものぞ

古衣打棄つる人はせいせいと新たな衣着るぞ嬉しき 縁糸まどか

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しかし数日後、京への帰路途中立ち寄った越前の池主宅で偶然運命的に広繩と再会を果たす。
(参照:中西進『万葉集 全訳注原文付』)

立ちて居て
待てど待ちかね
出でて来し
君に此処に遇ひ
插頭しつる萩

大伴家持

↓過去絵の久米広繩

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6年(満5年)の越中守の任期を終え奈良に戻ることになったが苦楽をともにした(であろう)部下の久米広繩は任務で上京しており不在。せめてもと広繩宅に贈った別れを悲しむ家持歌。
(越中に来て約5年)

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