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赤は苺と誰が決めたか
君は笑って氷をくれる
偶然か
僕は苺が好きで
氷と決まっていた
夏服は着慣れていなくて
上手く平静を装えて
ほっとしながら後悔もしている
熱い
白砂を踏みしめたい心地
海を楽しめるのは
まだしばらく先
詩を口遊む余裕は
先々
氷山ほどの氷を食してから
「絵・深海 #楽詩」
#楽詩 絵・深海
早すぎた夏の光と
なごりの雪は
同じ結晶だ
季節が足取りを
くるわせる時
誰の瞳にも
はっきりとみえる
かなしみがある
そんな時
多くの涙が結晶になり
宇宙に凍えて
しょっぱい味をした
氷の惑星になる
食べてしまいましょうと
君は星を砕いて
シロップをかける
僕はしあわせだと思う
太陽ノ
沈みし
夕暮れ刻
世界が暗転
暗闇に包まレル
陽ノ反射により
月光ノヒカリ
指し示シ
星もヒカリ
輝き出ス
月夜の世界ニ
照らさレ
陰の光ハ
毒物ダガ
使い道ニ
寄ってハ
在らん存在
今宵モ
上手く
立ち回れる様
月詠様へ
御願い奉り保ウ
神楽
何処から着来
何処へ帰来ス
#神楽詩
楽詩18号の予告ツイートです。まず表紙は田中パンダさんの描き下ろし鍋イラスト。ツイート企画でもお披露目したもので、表紙と裏表紙が続きになっています。
#楽詩
【パンドラ乙姫】
思い上がりもあって
メンドくさくて
「別に〜」
美とは基準が何やら不穏で
鉄分不足も疑いたくなる
懺悔の苦さより
鍋に哲学は似合わんて
と言いつつその刃物?
隠し包丁は他の食材に
とても優しく
自分をも飾るんよ
蓋…蓋を取ってぇな
とても百年は待てない
絵・田中パンダ #楽詩
牛鍋国の
田中さん
すき焼き国の
パンダ君は
手に手を取り合い
しゃぶしゃぶ国へ
駆け落ちする
「多少の
肉の違いはあっても
同じ材料の世界ですもの」
「僕たちきっと
幸せになれるね」
「ええ
ポン酢やゴマだれという
新しい日が待っているのよ」
「生卵にはおさらばさ!」
#楽詩 絵 田中パンダ