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#読了
わたしのいないテーブルで/丸山正樹
デフヴォイスシリーズ第4弾。
毎回多くの学びがあり、大好きなシリーズ。今回はろう者の女性が起こした傷害事件がメイン。家族なのに意思の疎通ができないのはとても寂しい。美和の受験、瞳美の成長も引き続き見守っていきたいな。
『サウンド・オブ・メタル』や『エターナルズ』、そして来年1月『CODA あいのうた』とろう者が描かれる作品を通じて日本でも手話への関心が高まって来た感じもするので、丸山正樹さんの「デフ・ヴォイス」シリーズのドラマシリーズ化の機運も高まって欲しいです。
丸山正樹さん『わたしのいないテーブルで』
娘はなぜ母を刺した?
ろう者と聴者の間の壁だけでなく、聴こえる人同士が心に蓋することで生まれるすれ違いを描いて苦しい。他人にあれだけ寄り添える主人公が、家族には踏み込めない。
無知と思慮の浅さを思い知らされてつらい、つらいけれど面白い。
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【2205冊目】丸山正樹『漂う子』 - 自治体職員の読書ノート
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