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IMAXシアターで新海誠の『秒速5センチメートル』を観た。この作品が好きで、もう、何回観たかも数え切れないが、やはり、劇場での視聴は格別だった。この作品には、美しく、そして心に残る場面がいくつもあるが、第1話「桜花抄」夜遅く岩船駅で貴樹を待つ明里の姿は、何度観ても胸を打つ。
6月の後半になると、ツィッターを始める切っ掛けとなった、山本寛監督の『薄暮』を思い出す。2019年の6月21日が公開日で3年たったことになる。最近、個人ブログで次のような『薄暮』についての感想を読んだ。ご存知の方も多いと思うが、とても的確で良い文章だった。https://t.co/fR833mn9Rm
『ジョゼと虎と魚たち』オリジナル・サウンドトラックのレコードの海外盤が発売される。すでに国内盤は発売されていたが、今回のジャケットや円盤の装丁が魅力的。この作品がとても気に入ってBDの限定版は入手したが、現在、レコードを聴く環境がないので、さすがに、購入は躊躇する。
『月とライカと吸血姫』はアニメの雰囲気が好きでアニメ視聴後は牧野圭祐の原作小説を全巻読んだ。アニメはレフの宇宙飛行と帰還直後の場面までだが、原作はその後の物語まで描かれ、素晴らしかった。特に連合王国の管制塔が舞台の新血族種カイエの物語は、共和国側とよいコントラストになっている。
今期のアニメ『であいもん』 京都が舞台の物語は、懐かしい景色、変わらないもの、変わってしまったもの―色々な思いが押し寄せるのが面倒で、つい敬遠してしまう。配信で、何気なく見た第1話、OPで引き込まれた。坂本真綾の歌はずるい。そして、あまりに懐かしい風景に時が巻き戻された。
ヒルガオといえば、カトリーヌ・ドヌーヴ主演のフランス映画『昼顔』を思い出す。ヴェネツィア映画祭で金獅子賞を受賞した名作。医師の夫に物足らず、昼間に売春婦として客をとる若い既婚女性の物語。カトリーヌ・ドヌーヴの美貌が際立つ作品だが、若い人たちにはあまり見る機会がないかもしれない。
既にイラストレータとして確固たる地位を築いているloudrawの初監督作品『サマーゴースト』を正月休みに見た。亡くなった少女の魂を、主人公を導くための舞台道具として使っているという違和感がどうしても拭えなかった。客席の若者たちが、この物語に共感を覚えるなら、受けて側の問題かもしれない。
いわきを舞台とし、震災を作品の中で描いた2つのアニメ作品―山本寛の個性の結晶ともいえる『薄暮」、フジテレビとアニプレ主導のもとアイドル物の演出を取り入れエンタメに寄せた『フラ・フラダンス』。対極ともいえる2作品が、震災という難題に取り組みながら制作された事、様々な思いが駆け巡る。
アニメ映画『フラ・フラダンス』を正月休みに見た。震災後、フラガールたちの全国公演を見て、彼女らに憧れ集まった少女たちの物語。楽しめる映画だが、震災で亡くなった方を描くのは本当に難しいと改めて感じた。「乗り越えられるよ。ここはあの時誰もが乗り越えたんだ」-この言葉はあまりに重い。
牧野圭祐著『月とライカと吸血姫』 アニメが余りに好みだったので我慢できず原作を読む。素晴らしい小説で、原作読むのが先か、アニメ見るのが先かという問題に突き当たる。