かえるのもり文庫さんのプロフィール画像

かえるのもり文庫さんのイラストまとめ


創作サークル「かえるのもり」広報アカウント。
詳細は固定参照。
絵はイラストレーター猫町縞@Katzenauge2が担当。
文責は稲葉青@aoshibuddy178
kaerunomori.fanbox.cc

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キャラの関係性⑥ 傲嵐と真人
本作第二の対立関係。
水無瀬こと藤神祐子を介し、義理の父と息子の仲になるふたり。
かつて養母を想うあまり出奔した真人の逃避行は、傲嵐によって水の泡となる。
それを恨むそぶりも見せず、傲嵐を父と呼んで懐く真人の真意は、どこにあるのか。

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キャラの関係性⑤ 傲嵐と騰蛇
本作最初の対立関係。
女術士・水無瀬に仕える二体の式神。
敬愛する主を妻女たる存在に貶めた妖獣を憎む騰蛇と、忠誠の陰に裏切りにも等しい恋情を潜ませた蛇精を許せぬ傲嵐と。
喰らうが習いの彼らにとって、互いを相食むは避けざる運命なのか。

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キャラの関係性④ 石斎と祐子
本作のサブカップル。
水無瀬こと藤神祐子が、かつて惹かれた男・石斎。
里の滅亡と共に死んだ彼を反魂したのは、藤神の血の因縁を知るため。
用が済めば消えるだけ。そうと承知で呼び呼ばれた女と男は、いま一度の恋に互いの魂を懸ける選択をする。

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キャラの関係性③ 真人と祐子
本作のサブカップル。
水無瀬こと藤神祐子が人の身を棄てても捜していた養い子・真人。
愛した養母を鬼に変えることを避けるため、水無瀬のもとを去った彼は、傲嵐によって見つかる。
互いを想うが故に行き違った彼らは異界での彷徨を経て結ばれる。

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キャラ紹介⑤ 石斎(せきさい)
本作の脇役。
水無瀬と真人の旧知で同郷の男。
かつては三都に敵無しと言われた術士であり、老いては長を除いて唯一、里のすべてを知り尽くした男だった。
里の滅亡と共に落命した彼が黄泉より呼び返されたのは、鬼の血筋を解き明かすためだったが。

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キャラ紹介④ 真人(まひと)
本作の脇役。
水無瀬の甥として生まれ、養い子として育った青年。
養母を女性として愛したことが彼の苦悩のはじまりだった。
同じ鬼の血を引く者として惹かれ合うことを忌む水無瀬を想い、異界へと出奔する。
水無瀬の放浪は、彼を捜す旅でもあった。

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キャラ紹介③ 騰蛇(とうだ)
本作の脇役。
主である水無瀬の左腕に、文身のかたちで棲まう蛇身の蠱毒。
式神として仕え、主の影を務めたこともあり、人の姿では彼女と似通った容姿になる。
確たる性別を持たなかったはずの彼は、傲嵐を夫とした水無瀬の前に男として現れる。

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キャラ紹介② 傲嵐(ごうらん)
本作のヒーローにして主人公。
かつての狂気も鎮まり、なにものにも囚われぬ気質だけが残った妖獣。
人の姿はかりそめながら、狼の姿と相半ばして自身の形となす。
苛烈な女術士を妻とした彼は、毅然たる姿の裏に隠れた涙を乾かすための未来を望む。

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キャラ紹介① 水無瀬(みなせ)
本作のヒロインにして主人公。
麗しい美貌とは裏腹に、男勝りな性状と果敢な行状を併せ持つ生粋の女丈夫。
鬼の血を引く一族の末裔にして、異界の妖物さえ屠る呪術の使い手。
狂える妖獣を夫とした彼女は、ともに喪われた過去を拾い集める旅に出る。

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キャラクター相関図
水無瀬と傲嵐の夫婦を軸に、総勢5名の愛憎がもつれる。
術士たる水無瀬に仕える式神の騰蛇は、傲嵐の存在を憎む。
養母を女と愛する真人は、彼女と結ばれた異類の傲嵐を複雑な想いで見る。
かつて水無瀬がために死んだ石斎は、黄泉返ったのち不穏な影を孕む。

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