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「人が多いーー!」
「3年に一度のイベントだから…島民全員の叫びだろう」
「海外の人は駄菓子屋が珍しいし、おかげさまで大繁盛よーー!」
「…Crushed ice,please!」
「あ、What flavor is it?」
「Blue hawaii flavor!」
「OK〜.One million yen」
「Oh my God!」
「お約束も英語対応…」
「課外授業で島に行く?」
「そうらしいわよー。ちょうど今、ナントカ芸術祭やってるじゃない」
「瀬戸内国際芸術祭なの。3年に一度行われるアートの祭典で、期間中は100万人以上の…」
「ことみ、ストップ」
「いくつもの島が参加してるだろ。俺たちはどこに行くんだ?」
「鳥白島だって」
「蒼、駄菓子屋でうどん始めたのか」
「おばーちゃんがやりたいらしくてねー。手打ちだから仕込み大変よ」
「駄菓子屋のバイトがする仕事じゃないよな…」
「で、生醤油と生卵、ぶっかけもあるけど…どれにする?」
「ぶ…ぶっかけで」
「なんで動揺してんのよ…はっ、ぶっかけ…トラウマが…!」
「観鈴アーンド往人さん、人気投票でワンツーフィニッシュ」
「いや、お前はともかく俺は無理だろ」
「過去に男の人が優勝したことある。しかも中の人同じ。いけるいける」
「…国崎最高?」
「うん。優勝会見で人形劇すれば大盛り上がり。にはは」
「いや盛り下がるだろ」
「で、3位はたぶち」
「祝!サマポケアニメ放送ーー!」
「いえーーい!お祝いのパーーージ!」
「脱ぐな」
「ごめんなさい」
「撃たれて急に大人しくなったな…」
「鷹原さん、来週のチャーハンも楽しみにしていてください!」
「来週の具材はじゃんけんで勝ったほうが決めようか」
「の、のじょむところです!」
「録画機器、セット完了」
「深夜まで耐えるためのキーコーヒーも準備したよ」
「お夜食のチャーハンもバッチリです!」
「準備万端だな。あとは放送開始を待つのみ!」
「羽依里君たち…残念だけど、この作品が島で放送されるのは3日後よ?」
「テレビせとうち…そうだった…!」
「島中に散らばったカードを集めています」
「カードキャ〇ターつむぎ…?」
「昨日の突風で、アオさんが集めていた貴重なテレフォンカードが島中に散ってしまったらしく」
「これまた懐かしいな…」
『こちらのみき。堀田さんの家の庭に1枚発見した』
「島内放送まで使って…大捜索だな」
「小毬君、誕生日おめでとう」
「ゆいちゃん、ありがと〜」
「ぐはっ…だからゆいちゃんはやめろと…」
「誕生日なので許してください。ゆいちゃん」
「誕生日関係なく、いつも呼ばれている気がするが…」
「そうだ。今日1日、皆にも『ゆいちゃん』呼びしてもらおう。おっけー?」
「ノーだ」
「しろは、俺たちを主役にしたアニメが今月から放送されるぞ」
「エイプリルフールネタ? 今年は手が込んでるね」
「え? いや、違うんだ。本当に…」
「はいはい。なったらいいね」
「本当だぞ!信じてくれー!」