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『うみちゃん、今日は将棋の日だよ』
『そうですね』
パチッ
『ところで先日、高飛車な態度の観光客がいまして』
『へぇ』
パチッ
『どうも成金さんらしく、必死に女性をナンパしてましたが、詰めが甘くて逃げられてました』
パチッ
『成金って捨て駒になるからね…王手』
『うみゃ!?』
「ハイリさん、今からシズクと『カギシマ』という島に行ってきます。明日には帰るので、お仕事頑張ってください」
「え、鍵島行くの?」
「ハイ。初めて行く島なのですが、シズクがとても楽しみにしているので。貴重な『ドージンシ』を作ってくれる皆さんにご挨拶すると」
「俺も行きたかった…」
「理樹くん、今日はぽっきーの日なのです」
「ああ、1が並んでる日だもんね」
「それで、ゆいちゃんから『直枝少年とポッキーゲームでも楽しむといい』って言われたんだけど、ポッキーゲームってなんだっけ?聞いたことはあるんだけど…」
『いやいやいや、来ヶ谷さんも何言ってるのさ!?』
『戸締まりオッケー。それじゃ出発!』
『かもめの戸締まり…』
『えっ、何が?』
『いや、鳥繋がりだし、一瞬容認しかけた』
『むー?』
『それよりこの前貸した本、そろそろ読み終わったか?』
『うん!面白かったよー。ちょうど持ってきてるから、お返しします!』
『昨日の月、すごかったね!』
『おお、鴎も見たのか』
『うん!まるでイクラみたいな色してた!』
『はは、食いしん坊の鴎らしいな』
『お前たち!昨夜の月、すごかったな!まるでピンポン玉のようだった!』
『え、ピンポン玉!?』
『卓球脳の天善らしいが…二人揃って情緒の欠片もないな…』
『羽依里、今日はココアの日だよ!』
『最近寒くなってきたし、ココア飲みたいな』
『あそこの喫茶店でココア出してくれるらしいよ。自家焙煎だって!』
『ほう。コーヒーだけじゃなく、ココアも焙煎してるのか』
『ココアコーヒーってメニューもあるんだって。これは期待しちゃいますねぇ〜』
『今日、真人の誕生日なんだけどさ。どんな筋肉贈ればいいかな?』
『ふぇ?筋肉?』
『…って、小毬さんに相談する内容じゃないよね…そもそも筋肉は贈れないしさ』
『うーん…プロテインたっぷりのお菓子…とか?』
『あ、最近そんな商品多いね。筋肉大満足バーとか』
『そう、それですよー』
30.藍の告白
『…藍、神社に呼び出してどうしたんだ?』
『実は…羽依里さんに黙っていたことがあって』
『え?』
『…冷蔵庫に入ってた蒼ちゃんのプリン、知らずに食べちゃったの私なんです。羽依里さん、蒼ちゃんにめちゃくちゃ怒られてたので、言い出せなくて』
『そうだったのか…はっ!?』