Dr. KayMi🇺🇸Anne of Green Gables Nitpickers’ Clubさんのプロフィール画像

Dr. KayMi🇺🇸Anne of Green Gables Nitpickers’ Clubさんのイラストまとめ


「赤毛のアン」ツッコミ研究会へようこそ。米国在住30云年の臨床心理学博士(Ph.D.)が、趣味で12冊ある「赤毛のアン」シリーズとその時代に関するどうでもいいツッコミを不真面目に淡々とつぶやいて「アン沼」にあなたを魅きこみます。
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19世紀末は空前のひげブームだったそうで、男性たちはこぞって口髭を櫛やワックスで整えたそう。お茶を飲むとき髭が濡れて型崩れしたりワックスが茶に溶ける問題を解決したのが髭受けつきティーカップ(右下)だそうで大ヒット商品となったそう。髭をやたら整えるフィリップス先生も絶対使ってたと思う

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アンが初めてマリラにもらった帽子、原作では水兵帽(sailor's hat)とあったので子どもの頃はポパイがかぶってるアレを想像してたのですが、19世紀末位まで水平帽はいわゆるカンカン帽が主流だったそう。アンはがっかりしてたけど、19~20世紀初頭の女性や子どものおしゃれ帽子としても人気があったそう

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「アンの青春」で引き取った双子の養育費を心配していたマリラ、双子の叔父の遺産2000ドル(現在の日本円で970万円程)の利子を養育費に使えることになってほっとしてたけど当時の利子は3%くらいだったようなので単純計算で月5ドル(24000円)くらい。子ども2人養うにはちょっと心細い金額なのでは。

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ステイシー先生の名前はミュリエル。12歳のアンは最初「なんてロマンチックな名前!」と言っていたのに、4年後ミス・ラベンダーの名前について「両親にセンスがなくてエリザベスやネリーやミュリエルという名前をつけたとしても・・・」と言ってて「何故そこでミュリエル?」と思わずツッコみました。

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「むこう見ずで乱暴な性悪男と結婚して改心させたい」と言った13歳のダイアナ、3年後「すらりと背が高く気品のある顔立ち、憂愁ある謎めいた瞳にとろけるような声」が好きと言いだして、推しの系統の方向転換がすごい。後に地味だけど優しいフレッドと結婚しますが、推しと好きって別腹なんですよね。

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19世紀のおハイソな防寒具といえば毛皮のマフ。猫のいる家なら絶対マフに猫入ってる(または乗る)と思ってたら、写真や絵画が結構残ってるんですよね。さらに「寒い冬にマフに入って吾輩はぬくぬく幸せなマフねこである」的な詩(右下)まで出てきて、19世紀の人々相当マフねこ好きだった模様。 https://t.co/jentzPBbel

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あけましておめでとうございます!まだこちらは大晦日で、今日はこれからおせちを作ります。この謎の物体、他のカードでも見かけました。ポプリ袋とかなのかしら。

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英国詩人テニスンの詩とイラストが美しい1905年のカレンダー。テニスンが大好きなアン絶対買ってそう。
4枚目(9月~12月)は、あの「エレーン姫ごっこボート沈没事件」の題材となった詩ですね。イラストの姫も赤毛でアンのよう。1905年は2023年の暦と同じなので2023年カレンダーとしても使えます。

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不穏な空気が漂う19世紀末~20世紀初頭のクリスマスカード。19世紀半ばに運送技術の向上で郵便料が安くなり季節のカードを送るのが大ブームになるも、流行が落ち着いた頃にこうした一風変わったカードが面白がられ、新聞などでも取り上げられたことから絵柄の突飛さに拍車がかかっていったそう。

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19世紀末~20世紀初頭のびっくり箱(Jack-in-the-box)が子どものおもちゃとは思えない不穏さ。14世紀英国の聖職者が悪魔をブーツに封じ込めたという伝承が起源で、15世紀フランスではDevil-in-a-boxと呼ばれ、悪魔をおびき寄せ閉じ込める意味を持つ箱だったそう。そう思うと人相の悪さも納得が。

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