//=time() ?>
風呂掃除中。普段あまり目につかない箇所にカビを見つけた。「げっ⁉︎カビ⁉︎くらえ!次亜塩素酸ナトリウム!」洗剤を塗り込み放置する。その間、水垢を落とすために酸性の洗剤を撒きブラシで擦る。「フハハハハ!消え去れぇ‼︎」水垢と格闘すること数分。吐き気を催した。ーー興奮しすぎたのかな?
友「土星は密度が低いから水に浮かぶらしいぜ?」
僕「どうやって宇宙空間で水に浮かぶの?」
友「どうやってってーーどうやってなんだ?」
僕「僕に聞かれても」
友「宇宙空間に水を放出したら、一瞬で揮発するはずーーそもそも、浮かぶってなんだ?どの方向に進んだら浮かんでると言えるんだ?」
母「ウチのお小遣いは労働制です。お小遣いが欲しかったら働きなさい」
兄「風呂掃除するから五百円ちょうだい」
母「はい」
兄「ほらよ二百円やるからやっとけよ!」
弟「はい。五十円あげるからやってね」
妹「ありがと!報酬は私の笑顔でいいよね!頑張ってお父さん!」
父「これが中抜きか」
「最近、変なんだ」教室で日誌を書いていると、友人が話しだす。「運動したわけでもないのに胸が締めつけられたり、突然身体が熱くなって顔の赤みを心配されたり。ーー俺、何かの病気なのかな」日誌を閉じる。「それは、恋だよ」「ありえない」彼が顔を逸らす。「だってーーお前といるときだけなんだ」
秘境の部族を取材した。最初は警戒していた彼等も、バナナを渡すと警戒を緩めてくれたようだ。「カメラを渡すようにと」通訳の男が言う。拒否すれば危険があると聞いていたため渡す。身ぐるみを剥がされ目隠しをされる。静かだ。目隠しをとると、部族の人々はいなくなっていた。通訳の男もいなかった。
独裁国家で新年を祝う祝砲があがり、演説をしていた独裁者に流れ弾があたった。この日、独裁国家は打倒され新政府が樹立した。国民は歓喜に震え、所構わず祝砲をあげた。演説をしていた代表者の頭を流れ弾が貫き、新政府は瓦解した。次に政権をとった者はまず初めに祝砲を禁止しようとしたが遅かった。
司会「私が『どうしてそんなにブルブル震えてるんだい?』と尋ねますから、『~で震える』というように理由を答えてください」
平吉「はい」
司会「はい平吉さん。どうしてそんなにブルブル震えてるんだい?」
平吉「寒くて震える」
司会「当たり前だろう。大喜利をしなさいよ。座布団持ってって」
伸び悩んでいる動画配信者だった俺だが、最近は顔が売れてきて、街を歩いているといきなりスマホのカメラを向けられる事が増えた。「しょうがねぇなぁ」ファンサービスでピースをしてやると、こちらを向いた少女は微妙そうな顔で申し訳なさそうに言う。「すいませんこれ自撮りです」あぁあああぁあ‼︎
神様が時間停止能力を授けてくれた。時よ止まれと唱えながらポーズを取ると時が止まり、ポーズを辞めると時が動き出すらしい。「時よ止まれ!」時が止まった。すごい!本当に止まってる!ーーしかし、どうやら自分も動けなくなるようだ。ーー仕方ない。能力を解除しよう。しかし、身体は動かなかった。
僕「世界の組織を裏で牛耳る秘密結社があるらしい」
友「陰謀論って奴だな」
僕「実はそれが陰謀論というのも秘密結社の流した噂らしい」
友「ーーっていう陰謀論だろ」
僕「実はそういう流れになるように仕組まれているらしい」
友「ーーなるほどこれが陰謀論か」
僕「どれが?」
友「さぁ?」