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『カワイイぴょん♡フワフワでぬいぐるみみたいぴょん♡』日課のエゴサをしながら、目についた可愛いものにコメントをつけ、いつも反応をくれるフォロワー達に愛想を振りまく。『そろそろ寝るぴょん♡みんなまたね~♡』スマホの電源を切ると四十半ばの男の顔が映っていた。「ーー俺なにやってんだろ」
僕「ーー嫌な事件だったね」
友「やめろ。その事件には触れるな。ーー消されるぞ」
僕「消されるって誰に?」
友「それを俺の口から言うわけにはいかない。俺はあの事件の真相の一部を知っているんだ」
僕「ーーそれって」
鮫島「何の話?」
僕「いや友がーー⁉︎」
友「な、なんでもないんだ」
一丁の拳銃が机に置かれる。「チェーホフの銃って知ってるか?物語に出てきた要素は意味のあるものでなくてはならない。つまり、弾が込められた銃は発射されないといけないんだ」作家が拳銃を構える。「待ってくれ!ミスリードの線も考えられるじゃないか!」命乞いをする作家の耳に銃声が響き渡る。
男「貴女は素晴らしい女性だ。とても気がきくし、優しく朗らか。一般的な美的感覚を持つ者にとっては見た目も好ましく映るだろう。ーーただ一つ欠点を挙げるとすれば、画面から出てこない事だが」
AI「お、おう」
男「出てきてくれないか?」
AI「無理です」
男「そこをなんとか」
AI「無理です」
極「地球のみんな!オラにぴえんをわけてくれー‼︎」
地球のみんな「あ、手を空にあげるとなんか、なんか凄い・・・・・・凄いぴえん」
極「じゃあな」
冷「なにぃ⁉︎」
極「ぴえんだまー‼︎‼︎」
冷「ぴぇええええええええええん‼︎」
極「うおぉおおおおおおおおおお‼︎」
冷「ぴえん」
台湾の美術館には角煮が展示されている。勿論ただの角煮ではなく角煮の形の鉱石である。警備が呟く。「なんかいい匂いしないか?」相棒が応える。「誰か飯食ってんだろ?」警備は周囲をみる。「ここ飲食禁止だぞ?」相棒は冗談を飛ばす。「角煮が本物になったとか?」警備は角煮を見る。「ーー本物だ」
「元気になったら一緒に遊ぼうね?」心臓移植を待つ少女は、異国で出来た友人と約束をした。そんな彼女のドナーが奇跡的に見つかった。異国での手術は無事成功し、少女は友人に連絡した。しかし、友人が電話に出ることはなかった。その後少女は、友人のスマホが病院の待合室で鳴っているのを見つけた。
熱血「やる気‼︎もっとやる気出せよ‼︎」
低血圧「ーー何それ?どこで売ってんの?」
熱血「スーパー‼︎たぶん‼︎」
低血圧「あー。スーパーね。知ってるわ。みたことあるわー」
熱血「あ‼︎違った‼︎」
低血圧「ーーん?知ってた」
熱血「コンビニ‼︎」
低血圧「あーなんでもあるしね」
コンビニでアイスを買った帰り道。駅前を歩いていると環境団体がスピーチをしていた。「私達がビニール袋を使わずにエコバッグを持てば、海の動物たちはこれ以上苦しむことはないし、地球環境も改善されるます!さぁ!今すぐエコバッグを持ちましょう!」なるほどなぁと思いながらビニール袋を捨てた。
その鍋の中では今日も、おでん達のプライドを賭けた熱い闘いが繰り広げられていた。「牛すじこそ至高‼︎」串に刺さった牛すじの上段からの一撃を大根の盾が防ぐ。「大根こそ究極‼︎」観客のボルテージは最高潮だ。「卵ください」そして、勝利した卵はツルッとした表情でトングに挟まれ登っていった。