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A.S.|初瀬四季さんのイラストまとめ


◆140字小説:①⓪⓪⓪話 ◆イラスト ◆創作家 ◆長編はサイトを見てね ◆楽しい物語に少しのスパイスを ◆『夜兎烏』ってサークルやってます▼▼▼
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男には悩みがあった。ここ数日、頼んだ覚えのないピザが届くのだ。時には数十枚が一度に届くこともある。「誰の悪戯だ?忌々しい」インターホンが鳴る。「ピザのお届けです!お支払いを!」配達員に食ってかかる。「頼んでないと言ってるだろうが‼︎」男はピザを食べながら叫ぶ。「食ってんじゃねぇ」

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僕「無人島に一つ持っていけるとしたら何持ってく?道具な?人はなしだぞ?『人は便利な使い捨ての道具さ』とかはなしな?」

友「やれやれ、そんな悪役じみた台詞言うわけないだろ?」

僕「前科あるし」

友「人がダメならーーどこでもドアだな」

僕「直帰‼︎」

友「独りは寂しい」

僕「わかる」

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僕「和傘っていいよね」

友「フッーーただ雨を遮るだけなんて古いぜ?見ろ‼︎これが新時代の傘だ‼︎今時の傘は逆に持ち主をミストで濡らすのが流行なんだぜ‼︎」

僕「傘の存在意義を根本から覆す発想‼︎」

友「ーーあー超涼しいー」

僕「ーーあ、雨だ」

友「やべ傘濡れる」

僕「ーー日傘か」

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しつこい訪問販売が家にあがってきた。「この洗剤!泡立ちいいのよ!しかも!自然由来のものしか使ってないから食べられるのよ‼︎」おばさんの前に湯呑みを置く。「あら、変わった味ね?」湯呑みを見る。「トリカブトって自然由来なんですよ」おばさんは血相を変えて出ていった。「よもぎ茶だけどね」

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合コンが盛り上がり王様ゲームをすることになった。くじの結果、王様は俺だった。俺は友人と目配せをする。「じゃあ、一番と二番は」全員が息を飲む。「帰れ」一番と二番の男女が、呆気にとられた顔をする。友人が叫ぶ。「王様の命令は絶対!」数ヶ月後二人から式の招待状が届いた。余興はどうするか。

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僕「最近のカニカマすごいよね。本物と見分けがつかないよ」

友「やれやれ、これだからトーシロは。スケトウダラのすり身如きが高級食材の代表格であらせられる蟹と同じわけがないだろうに。見ろよこの蟹の身の美しさを!」

僕「それカニカマ」

友「ーー見ろよカニカマの美しさを本物みたいだろ?」

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先生「人生で最も重要なことはなんだ?」

生徒A「女ぁ!」

生徒B「金ぇ!」

生徒C「酒ぇ!」

先生「違う‼︎お前達はわかってない‼︎」

生徒「そんな⁉︎」

先生「お前達をそんなふうに育てた覚えはない‼︎」

生徒「ならなんなんですか?」

先生「権力だ!」

生徒「権力・・・・・・‼︎」

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僕「健康には朝の一杯の湯冷ましがいいって言うよね」

友「お湯を冷ましておく時間がもったいないぜ‼︎湯冷まさないを貰おうか‼︎」

僕「熱湯・・・・・・‼︎」

友「やっぱり朝はこれだな‼︎身体が喜んでやがる‼︎」

僕「(寝ぼけてるな?)お冷どうぞ」

友「ーー冷水を浴びせられた気分だ」

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友「辛っ⁉︎このパスタ辛すぎだろ⁉︎」

僕「ハバネロを投入した」

友「⁉︎水‼︎水をくれ‼︎」

僕「やめておけ。カプサイシンは脂溶性だから逆効果だ。ーーそういう時はこちら」

友「なんでもいいから早くくれ‼︎ーーブファッ⁉︎なんだこれ⁉︎」

僕「サラダ油だが?」

友「サラダ油⁉︎」

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僕「香りマツタケ味シメジって言うけどさ、本物のシメジ食べたことある人どれくらいいるのかな?」

友「スーパーに普通に売ってるじゃん」

僕「あれ、ヒラタケ」

友「⁉︎ーーでも本シメジって書いてあったぞ?」

僕「それは、ブナシメジ」

友「⁉︎ーーシメジは?」

僕「実はマツタケより希少」

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