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彼は自分にとって憧れの存在だった
いつも助けてもらってばかりで、嬉しいと申し訳なさが半々だった
だからもっと彼を知って、少しでも彼の役に立ちたいと願っていた
でも、彼を知りたいという今の想いは、たぶんもっと別の好奇心…
知りたい…あなたの考えてること…本当の姿を…… https://t.co/huXenWPBAO
"「特別」じゃないから"
"悲しい? 情けない?"
"悔しい? やるせない?"
"まだ遠慮してる? むしろ突っ張ってる?"
全部に当てはまりどれにも一致しない、表現できなくて苦しい気持ち…
『どうしてこんな気持ちが湧いてくるの?どうやったら治まるの?』
もう一人の自分が鏡に映っている… https://t.co/dzftBQiG6Z
網野さんは他人を嘲笑したりしない!
そんなこと絶対にしないの分かってるじゃん!
『さっきから頭の中でネガティブな声が響いて…あぁもう!振り払えない!』
自分は何をやってるんだろう…網野さんからモブと呼ばれる可能性が怖いだけなのに… https://t.co/527J4XzRFC
自分は…強くなってきている!
そうだ、ジムに通う以前の自分とは全然違うんだ。
一緒に頑張ってきたんだ…だからこのメニューも倍でこなしてみせる。
『もう…1セット…!!』
"一緒に…?"
"…ねえ?それって…自分の思い込みじゃない?"
くっ…喉の奥が締まる…?!… https://t.co/T8qpuP0EZT
"でも網野さんはこういう場合、様子を見て無理に介入はしてこない"
…それもよく知っている
きっと「今」なんだ…彼に認めてもらうためにやることは…
"せめてウェイトエリアに相応しい体力を身に着けなきゃいけない"
"でないと…ここに居る理由が…彼以外の目的が…"… https://t.co/KTovVwP2SA
「お疲れ様でした~!パンちゃんは覚えが早いわね」
『ありがとうございました』
『もう少しここで自主練習してもいいですか?』
「まだ個室の予約は無いからここで大丈夫よ!…ちゃんと休憩してね?」
うん…この手ごたえだとまだできそうだ
……
ここの個室はガラス張りだ。… https://t.co/mPpy2vobHy
「…ねぇ、網野っちと何かあった?」
『いえ、問題ないです』
「そう…?」
「少しだけ向こう見てあげたら?気付いてると思うけどさっきから…」
"見ないほうがいい"
確かにそれはそう…
『今は集中してるので…このままもう1セットやらせてください』
「そう…?」… https://t.co/OlmXfBnVnL
「スイングもやってみましょう!お尻まで下げて~股関節を押し出す!」
"…じゃあ自分は…何のために…どこに居れば…"
「オッケー!上手よ♡ 呼吸を整えましょう」
「……」
#らいおっさんジム
「体を真っ直ぐのまま~片手で真上にプッシュ!」
"…きっと網野さんの視界では、自分はその辺りに居るmobみたいな存在で…"
「体の前に構えて~ゆっくりスクワット!」
"…さっきだって話しかけたら気まずそうだったじゃないか…"… https://t.co/iarrW0SUIi