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[村井正誠展102]この作品は、「聖母と天使達」と比べて、参考としてあげた図像と似たような輪郭の形を察知しやすくなっています。背景の図形が整っているのに対して、黒い線でつくられたトビアと天使の形は、線をくねくね引いているうちに、偶然、そういう形になったような印象です。
[白髪一雄展104]このコーナーでは二つの作品を対にして展示しているのが目立ちました。「文覚滝の行」と「大威徳尊」を並べた展示もそうですが、それ以上に「あびらうんけん(胎蔵界大日如来念誦)」の赤い円と「密呪」の黒い円を展示室で向かい合わせに展示して、その二つの作品がすごかった。
[白髪一雄展017]「夜の風物」という1950年の作品です。画像では実感できないかもしれませんが、画面の真ん中のあたりで、バックに塗られている明るいグリーンが鮮やかに映えて眩しいくらいの印象です。
[白髪一雄展001]今年1月に 東京オペラシティ・アートギャラリーで見てきた「白髪一雄 KAZUO SHIRAGA a retrospective」の感想をまとめ、連続ツィートします。
[ブダペスト展061]記号的というのか、20世紀初頭にフランスで活躍したヴァロットンの「赤い絨毯に横たわる裸女」を夜の都会から持って来て、画面に入れてしまったという感じです。自然の素朴な風景に都会の人工的で、退廃的なものを強引に合わせてしまったような感じです。
[ブダペスト展052]その姿は、フラゴナールの「読書をする娘」を彷彿とさせるほど流麗に描かれています。クールベ流れの荒々しい筆遣いで裕福な室内を描くと、優雅さのようなものがかんじられず、やたらゴテゴテした、ごちゃごちゃした雑然とした感じになってしまうというところと、
[ブダペスト展049]本を読む少女のポーズは、フランスのロココの画家フラゴナールの「読書をする娘」とそっくりです。ただ、この作品は、タイトルが「パリの室内」という通り肖像画ではなく、室内の模様を描いた絵画なのではないかと思います。
[ブダペスト展035]展示に付されていたキャプションではニコラ・プッサンの影響を受けているという。たしかに、風景の描写はプサンの描き方に似ていなくもない。理想化された風景と説明されれば、そうですと首肯せざるを得ない。
[ブダペスト展021]荒い筆遣いがダイナミックな動きを全体に与えていて、劇的な緊張感に漲っている作品です。同じような構図は、エル・グレコの同じテーマの作品で見た記憶がありますが、グレコは光と闇の対照もあって神秘的だけど、こちらは人間ドラマと言えると思います。
[ブダペスト展020]17世紀イタリアのベルナルド・ストロッツィの「受胎告知」は天から天使が降りてきたのを、見上げるマリアの驚きの表情に迫力がある。縦長のキャンバスに天使とマリアを上下において天使が降りるとマリアが見上げるという上下の動きを交錯させて、