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[ラファエル前派展064]「夜が明けて─ファウストの宝石を見つけるグレートヒェン」という作品です。1860年代の官能的な女性像を描き始めたころの作品です。これはチョークを使って描かれたということで驚きました。
[ムンク展232]「すすり泣く裸婦」という1913年頃の油絵作品。珍しく、生々しい人間の存在感のある作品です。こういう作品も描けるのに、平面的でパズルのような作品ばかりを描いている。
[ムンク展192]「吸血鬼」という作品です。解説では、ムンクは女性を誘惑する女、ファム・ファタールとして捉えて吸血鬼の形で表現し、男の犠牲者から血を吸う行為の最中を描いたと説明されています。
[ムンク展035]「青空を背にした自画像」という1908年の作品で、こちらは赤でなく、青の背景です。青空というならば、透き通るように描くのが普通でしょうが、絵の具をぶちまけるように盛って、荒いタッチが凹凸となって残るように、しかも塗り残しのキャンバスの地が所々見えてしまうほど粗い。
[ルーベンス展203]「マルスとレア・シルヴィア」という作品です。2×2.7mの比較的大きな作品と、おそらく雛型のような下書きだろう小さな作品の2点が並べて展示されていました。画像は大きなほうです。
[ルーベンス展186]後でネットで調べてみたら、そのプラド美術館の作と比べると、こっちの方が大胆で破格なため、本人の作かどうか疑わしく思うのは当然と思います。両作品は構成や構図はそっくりのようですが、明らかにプラド美術館の作品の方が人や馬に動きが感じられるし、生き生きとしている。
[ルーベンス展165]それは、この後のコーナーで展示されていた「マルスとレア・シルウィア」といった作品にも当てはまります。
[ルーベンス展141]この男性ヌードの格好の題材としてルーベンスがよく取り上げたのがギリシャ神話のヘラクレスです。「ヘスペリデスの園のヘラクレス」という作品は、2.5×1.3mというサイズの、それほどの大画面ではなく、ルーベンスが早い筆遣いでさっと描いたものと考えられます。
[ルーベンス展133]奥でひときわ目立っていたのが「聖アンデレの殉教」です。ペテロの兄弟で漁師のアンデレはローマ帝国の総督によって十字架に磔にされ、その2日のあいだ彼を取り巻いた人々に教えを説いた。その後で天から光が差して、彼の霊は光とともに昇天したという伝説を描いたものだそうです。
[ルーベンス展062]「セネカの死」という作品です。ルーベンスの工房で制作された作品で、おそらく頭部はルーベンス本人の筆が入っているという説明でした。セネカは古代ローマのストア哲学者(ストイシズムの語源になった禁欲主義が特徴)で“暴君”ネロの下で自殺を強要されたと言われています。