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『RRR』
映画にはまだこんなにもアイディアと可能性に満ち溢れているのか。そんな事を考えてしまった時点で、S・S・ラージャマウリの大勝利なのか。
尻上がりに溢れる真っ直ぐな“エンターテイメント”の数々にひれ伏すしかない。だが一番に惹かれてしまうのは、ひたすらに強火な“ブロマンス”だった。
『バッドガイズ』
洋画好きには堪らないアクションや演出の連続に大満足。特にカーチェイスの見所が凄く、ここ近年のアニメ作品ではピカイチね。
「見た目による偏見」というテーマは『シュレック』に通ずつモノがあるから、流石のドリームワークスと唸ってしまう。シリーズ化して欲しいほど楽しんだ。
『ピノキオ』(1940)
幼少期に狂った様に回数を見たディズニークラシックの1本。とにかく“汚さ”に魅了され悪い大人や堕落した子供達など、攻めた映像に釘付けになった。
楽曲の美しさも素晴らしく、特に楽して生きたいと言う「ハイ・ディドゥル・ディー・ディー」が一番耳に残るのが皮肉的で大好き。
『デッドプール2』大大大好きなんだけどあの奇跡的な面白さがデヴィッド・リーチの力量なのか不安だっけど、今回の『ブレット・トレイン』のお陰で払拭。
両作品とも終盤へ向けての話の積み上げ方は見事だったし、道中のネタの差し込みも映画の促進力になってる。逆に『デッドプール3』が若干心配に。
『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
今は和解は出来ているが、公開当時の期待値の爆上げからのズッコケ感は未だに覚えている。アイディア満載のアクションの連続かと思いきや、まるで「監督達の楽屋見学」的な要素がデカいとは思わず。
だけどこの人脈力も、デヴィッド・リーチの作家性なのよね。
『デッドプール2』
デヴィッド・リーチ作品として、アメコミ映画として、そしてRRU(ライアン・レイノルズ・ユニバース)としての最高傑作。
どの切り口からも素晴らしいと言う感想しか出てこない程、完璧に近い映画となっている事にまだ驚く。作品の中と外を超えた構成力は奇跡としか言いようがない。
『ONE PIECE FILM RED』
物凄く変な作品だったのでめちゃくちゃ楽しかった。「海賊時代」を否定する時点でかなり攻めた内容だと思ったが、そもそもの設定がミスリードだったので面白かった。
多面的なシチュエーションを使ったバトルも素晴らしいが、何と言ってもウタと言うキャラクターが本当に見事。
『ONE PIECE FILM GOLD』
劇場版第13作。「伝説の老体を、新生ルーキーが懲らしめる」と言う構図ではなく、現役バリバリの敵キャラに満足。何よりチーム戦を意識した“ケイパーもの”の様なアプローチが面白い。
最後はいつものバトル展開になるにしろ、全体的に映画作品を作ろうとした姿勢を褒めたい。
『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』
劇場版第10作。初めて原作者である尾田栄一郎の参加のお陰か、新世界突入直前と言う意味でも記念的な作品となった。
ビジュアルもさる事ながら、増員した船員たち一人一人の見せ場がどれもカッコいい。ただ「かつての世代」が敵に。ここから老体とばっかり対峙する。
『ONE PIECE THE MOVIE エピソードオブチョッパー+ 冬に咲く、奇跡の桜』
劇場版第9作。またまた原作の焼き回しをやったが本作はもっと酷く、未登場の筈だったキャラ達も登場させ、完全に原作を捻じ曲げた作りになっている。
Dr.ヒルルクの事なんか誰も忘れないんだから、無理矢理リメイク作るなよ…。