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『ONE PIECE』(2000)
劇場版第1作。懐かしき東映アニメフェアで『ぼくらのウォーゲーム!』と同時上映だったな。TVアニメ化から音速での劇場版なので、サンジが不参加だったのが印象的。
新登場のゲスト敵キャラは本作から設定されており、ここから原作から離れたパラレルワールド感も強くなるわね。
『ミニオンズ フィーバー』
イルミネーションとは心底合わない。グルーが出てくると言う事で本シリーズの様に楽しめるかと期待したが、只々子供を受けだけをやるからあまりにも下品。
話の脈絡があまりにも無さすぎるからどんどん興味をなくして行く。キャラ的な“父子”の関係とか描けそうだったのに。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』
スタジオを騙しながら制作したと言う、タイカ・ワイティティの作風が爆発。一気に人気を取り戻した本作は、間違いなくMCU全体の中でも最高傑作に位置付けていいと思う。
オフビートさに笑っていると「移民の歌」に乗せた作品のテーマが沁みてくる。そして感動すら。
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』
人気キャラとなったロキとの共闘や、リアリティ・ストーンの登場など、後のユニバースにとって大事な要素が多いが映画的面白さに繋がらず。
それこそ『エンドゲーム』のお陰で救われたから良いが、ソー単体作への期待が下がり切ってしまう要因に。とにかく暗い。
『きみと、波にのれたら』
この辺りの湯浅政明は本当に“涙”に乗ってたな。TVアニメシリーズもこなしつつも、劇場版監督作も量産していた。
だがその疲れからか何とも湯浅作品らしからぬ、甘ったるい作品になってしまったとつくづく思う。脚本の吉田玲子色が強いのは分かるが、お話も少し緩めだと思う。
『マインド・ゲーム』
天才・湯浅政明の劇場作品デビュー作。「どうかしている」としか言いようがないアニメーション表現は何度見てもクラクラしてしまう。
一貫して描かれる「解放」と言うテーマが、既に本作が炸裂している。いきなりこんなにも濃い作家性を込めるんだから、やっぱり頭おかしいわよ。
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』
あまりにも酷かった前作よりは大分マシになった。クライマックスへの確信へ迫ると言う目的が、ちゃんと物語を引っ張っているので飽きはない。
新キャストの存在も良かったが、全体を見るとやっぱり無理が祟っている。やっぱり安さが否めない画作りには慣れない。
『シン・ウルトラマン』
「空想特撮映画」のコピーがしっくりと来る。情報量多くサクサクと設定を説明する序盤からワクワクするが、真昼間に行われる戦闘シーンも純粋にカッコいい。
だが、ウルトラマン頼みになる辺りから少しトーンダウン。好みの問題だけど、その好みから離れていったのは否めない。
『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
サム・ライミ味が強烈な演出と、想像しなかった方向からのサプライズは楽しんだ。だが、思っていたよりも出来は普通だ。
バカ丁寧に状況説明をするシーンでは、盛り上がりが止まるのが少し残念。常にテンションの高い作風を望んでしまった。